時間と仲良くする方法

さて、大晦日ですね。
今年1年もまろまろしたメモにおつきあいいただいてありがとうございます。
例年単なるメモでしかないものなのに、まろみあんの皆さんから意見をいただけて、
参考にさせてもらったり新しい発見を得られたりして感謝感謝です。

2005年は時間の接し方について考えさせられる機会が多かったので、
今年最後は時間に対して僕が考えていることのコラムをば・・・

いろんな人が集まる場に呼ばれていくと、妙に相手の年齢を聞き出そうとしてくる人と出会うことがある。
面白いなと思うのは、人の年齢を気にする人ほど自分の年齢にコンプレックスを持っているということだ。
観察してみると、そういう人はこれまで過ぎた時間に自信が持てず、これから過ぎる時間に不安を感じてしまっている。
一言で言えば、時間に対して劣等感を持っている、ということなんだろう。

確かに時間が過ぎていくことが、劣化して目減りしていくことだけとしか思えないなら、
時間がたてばたつほど、自分がジリ貧になっていくと感じても仕方ない。

でも、時間と喧嘩してもどうせ勝てないし、時間に劣等感を持っても始まらない。
時間は絶対で変わらないものだから、自分の方から時間と仲良くするしかない。
年齢や時間に劣等感を感じている人は、結局は時間と仲良くできていないのだと思う。

では、どうすれば時間と仲良くできるのか。
仲良くするにはその相手のキャラを認めてあげることからはじまる。
時間は途切れず「続いていく」というキャラを持っている。
だからこちらも「続けていく」ことが大切になってくる。

たとえば、進み続けるなら時間がたてばたつほど前進できるし、残し続けるなら時間がたてばたつほど増えていくことになる。
少なくとも目減りしないしジリ貧にはならないので、時間に対して劣等感を持つことは無くなる。
そして続ける内容、進むことや残すものは、たとえそれが未満や未完のものでもかまわない。
自分は0.01しか進まなくても、時間の方が100進んでくれれば”1″になるし、
0.01しか残せなくても、時間が100たてば自然と”1″になってくる。

ほんのちょっとづつでも進み、残していくこと。
それが時間と仲良くする方法だ。
自分が続けてさえいれば、時間はいつも味方になってくれる。

今年は読書日記をはじめて10周年をむかえる年になった。
この10年間、時間は僕にとって味方だった。
もしこれを続けるなら、次の10年も時間は僕の味方になってくれるだろう。
そんな読書日記10年の年最後のコラムでした(^_-)

2005 12/31
まろまろコラム

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