JOHN GRISHAM "The Firm" Penguin Readers 1995 (orignal first published 1991)

LOVENABE@have got my room in the Tokyo, I`m relieved:-)

“The Firm” written by JOHN GRISHAM Penguin Readers 1995
(orignal first published 1991).
The writer is one of the most popular novelist in contenporary America.
The story is famous as a movie too, but I have not watched it.
That` why I was excited reading this book.
The stage on the book is a laywer`s firm as title
and the leading part is a young lawyer.
He is involved in a big plot and fight it…it is this story.
However this book interested me, various characters,
complexd relations and professional terms confused me:'(
So, I think this book is a good text for comprehension of English.

check the amazon

2003 2/24
洋書、小説、English
まろまろヒット率3

annotation; this readingdiary was assisted by maropro.

「賭け」を忘れるな

昔、内定先企業の役員さんから「人生最後は賭けだよ」と言われたことがあるが、
最近になって本当にそうなんだとあらためて思うことが多い。
どんなに安定した道を選んでもその道が絶対に安定しているとは限らない。
賭けをしないということも実は大きな賭けだ。
どんな選択肢を取るにしても最後は自分の選択に
「賭ける」気持ちを持つことが大切なんだろう。
そして最後は賭けになるなら、失敗しても後悔が少ない方に賭けてみたい。

2003 2/22
はしり書き

東京での拠点確保

春から東京で住む部屋が決まった。
これまでは友人知人の家を拠点として使わせてもらっていたが(ありがたい!)、
自分自身の拠点が必要になったので物件が動き出すこの時期に探してみた。
大阪から出張ってこの20日間、最初は駅前の大きな不動産会社をまわり、
その後はレンタルサイクルで地元不動産屋さんをまわって情報を集めた。
最終的には四つの路線を使える駅から徒歩5分前後、ガス2コンロ、
洗濯機置場あり、家賃7万まで、という条件で絞って探してみた。
厳しい条件だということはわかっていたが、
無いわけではないようなのでねばり強くまわってみると
ラッキーなことにこの厳しい条件をクリアする物件が二つみつかった。
交通の要衝を押さえることを最も重要視していたけれど(歴史好きの癖?)
間どりや日当たりの点でも予想以上に好条件なものだった。

不動産物件探しをしてみて、これはまさに「心理戦」だと感じることが多かった。
あまり得意ではない心理戦で結果を出せたことは次につながるかもしれない。
また、不動産をめぐる話はまさに人生の縮図だなぁっと思うこともあり、
出会いも含めていろいろな意味で勉強させてもらったように思う。
とにもかくにも拠点確保、はじめての一人暮らし、楽しみ(^^)

2003 2/17
出来事メモ

まろまろ読書日記カウンタ10万突破

WEBサイトのアクセス数については厳密なカウント方法が
まだ確立されていないのでカウンタはあくまでも目安にしかならないが
(手元のアクセス解析では去年の間に10万HIT)
公表しているひとつの区切りなので記録する。
半端でも途中でも不恰好でも、それでも続けること、
それが結果や記録になってゆくのだろう。

2003 2/10
出来事メモ、サイト運営

山岸俊男 『社会心理学キーワード』 有斐閣 2001

『プロジェクトX』に取り上げられた当事者と会った、
らぶナベ@出来事メモ(2003/2/4)にアップしてます。

さて、『社会心理学キーワード』山岸俊男編(有斐閣双書)2001年初版。
前に読んだ『図解雑学 社会心理学』がちょっと軽すぎたので
念のために買ってきて読んでみた社会心理学入門書。
社会心理学で使われるキーワードを網羅的に100個紹介していて、
通読すればテキストになるけど辞書としても使える便利な一冊。
目的ごとにキーワードを分類した道具箱まで用意されてあって至れり尽くせり。
テキストや辞書としてだけでなく何気なく感じていた普段の現象や
それとなく知っていた言葉についてのちゃんとした説明や分析が読めるので
日常生活の出来事を通して感じたことをまた別の視点で振り返るきっかけにもなる。
(ここらへんが社会心理学を知ることの短期的なメリットかな?)

ちなみにこれで4月までに認知科学、言語学、社会心理学の入門書を
一通り読むという課題をクリアしたことになる。
小さくても自分で作って自分で超えたことの達成感はやっぱりうれしいものだ(^^)

以下チェックした箇所(一部要約&重要と感じた順)・・・

☆社会心理学=「社会的存在としての人間の心の性質を研究する学問」
 G.W.オルポートによれば「個人の思想・感情・行動が、
 他の人間の現実の存在、あるいは想像や暗黙のうちに仮定される存在によって、
 どのように影響されるかを理解し、説明することを企画する科学」<1>

☆心と社会とは、お互いが相手を生み出しつつ相手によって
 生み出されるという意味で相互構成的な関係
 →社会的・文化的な環境とは独立したかたちで心を理解するには大きな限界
 →ここに社会心理学の存在意義がある<2>

☆社会心理学の役割(デュルケム)
 心理学=個人の判断に影響を与える要因の解明
 社会学=社会的事実の上に影響を及ぼすような諸原因の解明
 →心理と社会的事実が「どのような相互関係にあるか」を
  解明するのが社会心理学の役割<82>

☆人間の「自己概念」(J.C.ターナー)
 ・個人的アイデンティティ=特定の他者との親密で永続的な人間関係に基づく
  独自の自己記述
 ・社会的アイデンティティ=所属する集団や社会的カテゴリの一員であることを
  認識して生まれる自己記述<75>

☆「社会的交換理論」=物質的・社会的・精神的な資源の交換の視点で
  個人間や集団間の関係を見ること
 →進化心理学者は社会的交換課題こそが、性選択の課題とともに、
  人間の脳と心の進化によって最も重要な適応課題だと考えている<35><96>

○「沈黙の螺旋」(spiral of silence)
 =一般に認められないと認知された意見は公共の場で発言されにくくなり、
  一般に認められていると認知された意見は公共の場で発言されやすいので
  少数意見と多数意見の差はどんどん開いていくこと(E.ノエル-ノイマン)<100>

○「情報伝達の2段階説」(ラザースフェルド)
 =メディアが伝えた情報を集団内のオピニオンリーダーが
  中継して広めるという考え<93>

○対人関係の「SVR理論」(マーステイン)
 S段階=相手から受ける刺激(stimulus)に魅力を感じる段階
  ↓
 V段階=相手と価値(value)を共有する段階
  ↓
 R段階=お互いの役割(role)を補い合う段階<63>

○「近接因」=その現象や行動に直接に対応している心の性質(ピーマン嫌い)
 「究極因」=その現象や行動の近接因についての説明(なぜピーマンが嫌い)
 →「メタ理論」はどんな種類の説明を究極因として受け入れるかについての信念<4>

○メタ理論の種類
 ・「心メタ理論」=心のはたらきに見られる規則性を解明
 ・「情報処理メタ理論」=その規則性がいかなる情報処理のメカニズムを
             通して生み出されるかを解明 
 ・「適応メタ理論」=上記のようなHOWではなくWHYを解明<5>

○研究方法の種類
 ・「実験研究」=結果解釈が明確だが外的妥当性が低い
 ・「調査研究」=結果が一般化できるが結果解釈が難しい<6>

○実験の種類
 ・「風洞型実験」=特定の状況のモデルを作って
  そこで人がどう行動するかを調べる(外的妥当性重視)
 ・「理論検証型実験」=理論に関連しない夾雑物を全て排除して
  実験操作と結果の関連性を明確化する(内的妥当性重視)
 →「構成概念妥当性」=具体的な変数の操作や測定が
   理論変数と正しく対応している程度のこと<7>

○M.シェリフの実験結果=希少資源をめぐる競争が集団間の葛藤を引き起こす
 →葛藤低減には単なる集団間の接触ではなく上位目標を達成するための
 「協力的相互依存」が必要<8>

○強力な不公平感を生み出す利己的な「相対的剥奪感」発生の条件
 (1)個人がAを望んでいる
 (2)他社がAを手に入れているのを知る
 (3)自分もAを手にい入れる資格がると感じる
 (4)Aを手に入れることは不可能でないと考える
 (5)Aを手に入れないのは自分が悪いからだと思えない(W.G.ランシマン)<15>

○「フォールス・コンセンサス理論」
 =自分の特性・意見・行動は一般的で適切なもので、
 自分と違うそれらは一般的ではなく不適切であるとみなす傾向(L.ロス)<25>

○「エミック」=当事者の観点から現象や行動を理解しようとするアプローチ
 「エティック」=普遍的な観点から現象や行動を理解しようとするアプローチ
 (人類学より)<34>

○「ステレオタイプ化」=合理的な理由なしにステレオタイプにまつわる情報を
 そのメンバーにも当てはまると過剰適用してしまう単純化された認知
 →個人の中で自動的・無意識的に生じるので効果が隠れたものになりやすい<46>

○社会心理学の「帰属」
 =他者の行動からどうしてその行動が生じたのかという原因を考える推論<49>

○「感情」=身体的変化とその自己認知、そして外的刺激の認知と
      状況の認知が合成した一種の複合状態
 →感情を意識的に感じるという感情体験は主観的な経験なので、
  生じている出来事の一側面だけを指し示しているにすぎないことに注意<51>

○「援助行動」の原因
 ・苦境に陥っている人を観察することで生じる不安や不快感を軽減するため
 ・苦境に陥っている人に対する共感的関心
 →後者の原因から来る援助行動は継続すると考えられる<66>

この本をamazonで見ちゃう

2003 2/8
社会心理学
まろまろヒット率3

"プロジェクトX"と"まろじぇくとX"が遭遇

ひょんなことから市ヶ谷でセブン-イレブン・ジャパンの創設者である
鈴木敏文・元会長(現在はイトーヨーカドー社長)と会った。
いつも観ている”プロジェクトX”の中でも彼のことが取り上げられた
「日米逆転!コンビニを作った素人たち」(第27回)は好きな回の一つなので
その当事者と会えるということはそれだけで嬉しいことだった。
このHPのことや”まろじぇくとX”の説明をしたら興味を示してくれたので
URLを書いた名刺を渡した。(後で見てくれるらしい)
彼がセブン-イレブンを立ち上げた当初は「コンビニなんて・・・」と言われ続けていたらしい。
僕も自分の行動を「HPなんて・・・」と自分から片付けないでおこうと思った。

また、朝日新聞社の荻野博司論説委員ともお話しする機会があった。
彼の書いたものは何度も読んだことがあったので読んだものの筆者と会えるのも
本好きにとってはすごいラッキーだった。
いろいろな意味で刺激的だった一日。

2003 2/4
出来事メモ

NATHANIEL HAWTHORNE "The Scarlet Letter" Penguin Readers 2000 (orignal first published 1850)

I will write reading diary in English when I read English books,
LOVENABE@please tell me if you find some mistakes
or know more appropriate terms.

“The Scarlet Letter” written by NATHANIEL HAWTHORNE
Penguin Readers 2000(orignal first published 1850).
This book is one of the most famous american literatures
and known as “緋文字(HIMOJI)” in Japan.

“Hester Prynne” who is the heroine of this story
must put “A”, means “adulteress”, on her dress.
Because her daughter “Pearl”`s father nobady knows and Hester never say.
Who is her father?, this is a basis on the story.

I think this story says a woman who tried to live strongly and truthfully.
I remember that I was moved when I finished reading this book.
Last phrase in this book impressed me, “But not today”.

check the amazon

2003 1/27
文学、洋書、English
まろまろヒット率4

annotation; this readingdiary was assisted by maropro.

ケンタロウ 『ケンタロウのおかずの王様―スーパーへ行こう! 』 主婦の友社 2000

らぶナベ@実はスーパーが何気に好きです。

さて、『ケンタロウのおかずの王様―スーパーへ行こう!』
ケンタロウ著(主婦の友社)2000年初版。
前に読んだ『ケンタロウのめし汁おかず』と同じタイプの本だけど、
こちらは素材ごとに料理がまとめられていて、
さらにその素材の栄養価や保存方法が載っているので格段に使いやすい。
鯖と青ねぎのパスタの隠し味にマヨネーズを使うことや、
豚のしょうが焼きにブロッコリーを加えるなどは簡単だけど美味しいかった。
でもやっぱり油ものがおおい(^^;

この本をamazonで見ちゃう

2003 1/23
料理本
まろまろヒット率3

宮城谷昌光 『天空の舟 小説・伊尹伝』 文藝春秋 上下巻 1993

玄米は美味しいと思う、らぶナベです。

さて、『天空の舟 小説・伊尹伝』宮城谷昌光著(文春文庫上下巻)1993年初版。
夏王朝から商(殷)王朝へと変わる時代に料理人から宰相まで登りつめて、
歴史上重要な役割を果たした伊尹の小説。
同じ著者が書いた『太公望』も伝説に彩られた時代だったけれど、
この小説の舞台は『太公望』よりもさらに六百年ほど前の話になる。
文字(甲骨文字)さえ発明されていなかった時代なので、本当に伝説の時代だ。

未知の時代ということもあって期待して読んだけど、いまいちだった。
もうちょっと想像力が膨らむように時代背景を再現してくれれば
没頭できたのになぁっと思ってとちょっと残念。

この本をamazonで見ちゃう

2003 1/23
小説、歴史
まろまろヒット率2

メモのメモ~憎いけど憎めない~

ときどきメモを取ることについての質問が寄せられるので今回はメモのコラム。
前に書いた「本の読み方」と同じようにこのテーマも100人いれば100通りの
やり方や捉え方があると思うのであくまで個人的なメモのメモとして・・・

岐路にたったり迷ったりしたとき、振り返ったり考えたりするときに、
自分自身についての一番重要で一番信頼ができるメディアがメモだと思う。
後で思い返して自分でも笑ってしまうことがあるけれど、
そのときは一生懸命考えているつもりで実は何も考えていなかったり、
気分だけで盛り上がったり盛り下がったりして消耗することってけっこう多い。
そんなときにかつて書き残したメモを読んでみる。
すると、「あれ?こんなに意識低かったかな」とか
「こういうことを見落としてたんだ」とか、
「こんなことしか考えてなかったのか」とかなど、
考える土台になる自分についての発見ができる。
人は内省的になると過小評価か過大評価しかできないものらしくて、
自分を見失って右往左往してしまうこともあるけれど、
メモを読み返すと自分という前提をもう一度地に足をつけてスタートすることができる。

もちろんメモを読み返すというのは録音した自分の声を聴く以上に恥ずかしいことだ。
かくいう自分も「なかったことにしたい」と思うメモはいくらでもある。
でも、恥ずかしいと思うということはそれだけ自分が変化している証でもある。
そういうメモを書き残したときと読みなおすときの「温度差」が、
成長だったり分析だったりするのだろう。
気分に左右されて書き残したメモをまた違う気分の時に読み返す。
その温度差を感じることができるなら、それはもう立派な「客観的メディア」だ。

よく岐路にたつと「変わったほうがいいのか、変わらないほうがいいのか」
というテーマで迷うことがある。
でも、実は変わったようで変わっていないことや、
逆に変わっていないようで変わっているということがけっこうあるものだ。
自分のどこがどれだけ変わったのか、どこが変わっていないのかを
把握するメディアがあれば変わっても変わらなくても必要以上におそれることはない。

そういう風に使うメモだから実際にメモを書き残すときも、
断片的だろうが不十分だろうが関係ない。
気持ちや考えはしょせん言葉でも絵でも音でも映像でも100%は残せないんだから
そのときの自分のこころのひっかかりさえ残すことができるなら、
それは立派な自分自身のメディアだ。

メモ、これほど恥ずかしいものはなかなかないけれど、
これほど重要なメディアもなかなかない。
愛憎相半ばする人生の相棒かもしれない。

2003 1/22
まろまろコラム