ハンドルネーム(NH)として使っていた「まろまろ」を、本名の「渡邊義弘」に変更する。
・・・本名に変更する、というのはおかしな表現で、名実共に自分自身に戻す、というのがより正確なのかもしれない。
1995年4月からインターネットを始めてからというもの、インターネットの愛称であるハンドルネームを使うのはごく自然なことだった。
当時はオンラインとオフラインは別ものなので線引きをしたいという気持ちが強かったし、
アクティヴな引きこもりとしての内向性を持つ自分にとっては、本名を名乗るのは気恥ずかしかった。
ただ、2001年7月から開設したこのまろまろ記(当時はまろまろ読書日記)が広く知られるようになり、
社会的な役割を果たす機会も増えていく中で、本名での情報発信の方がより自然になっていった。
また、自分自身に対して信頼を持たなくては情報発信は続けられないと感じるようにもなってきた。
ハンドルネームを使わずに本名で情報発信する方がリスクは高くなるけれど、
その分、情報を発信し、時には意見を表明する自分自身への信頼は高まる。
責任と信頼は決して分離できないものだからだ。
今回、本名に変更しても「らぶナベ」から「まろまろ」に変更した時に検討したように、
結局はこれからもブランドネームの「まろまろさん」と呼ばれ続けるかもしれない。
そして、未だに本名で情報発信することには恥ずかしさもある。
それでも、情報発信を続けるためには、まず自分が自分を信頼しなくてはいけない。
まろまろ記10周年の今年を一つの機会にして、本名を使うことにする。
まろみあんのみなさん、これからも渡邊義弘としてよろしくお願いします☆
2011 8/26
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