大阪の天満界隈は立ち飲み激戦区として知られている。
(酒の奥田などが有名)
そんな天満界隈にある立ち飲み店、肴やをおとずれる。
こちらのお店は、立ち飲み店だけど少しオシャレな雰囲気。
そんなコジャレタ雰囲気でいただいたのは、まぐろの刺身。
食べてみると、天満市場がすぐ近くにあるということもあって、鮮度の良さを感じられた。
女性一人でも入れるお店ですな。
まろまろと今日ももぐもぐ。
大阪・天満(天五)の「肴や(さかなや)」にて。
ペンネンネネムで、ぐりとぐらのホットケーキをいただく。
このペンネンネネムは、絵本カフェ。
絵本の世界に来たような内装と、絵本がたくさん置かれている絵本好きにはたまらないカフェ。
実際にまろまろ記でも絵本カテゴリがあるくらい絵本好きなので、思わずテンションがあがってしまった☆
注文したのは、お店の名物であるぐりとぐらのホットケーキ。
名作絵本の『ぐりとぐら』に出てくるホットケーキ(作中ではカステラ)を再現したもので、見た目も可愛い。
青い帽子がぐり、赤い帽子がぐらに対応しているのがポイント。
食べてみると、できたてほかほかのホットケーキがあたたかい味わい。
絵本と一緒にくつろげる素敵なお店。
まろまろと今日ももぐもぐ。
大阪・中津(キタ)の「絵本と珈琲 ペンネンネネム」にて。
絵本に出てくる食べ物はぜんぶ美味しそうに思えてしまう、まろまろです。
さて、『ぐりとぐら』なかがわりえこ著、おおむらゆりこ絵(福音館書店)1967。
「この世で一番好きなのは お料理すること食べること」。
料理が好きな野ねずみのぐりとぐらは森の中で大きな卵を発見する。
試行錯誤しながらカステラをつくろうとしていたら、森中の動物たちが集まって来て・・・
・・・世界中に翻訳されている絵本の傑作。
(英語名もそのまんま、“Guri and Gura”)
もちろん読んだことはあったけれど、まろじぇくとXの本の交換会でまろみあんの人にお渡しして以来、
手元になかったので話の内容の細かいところを忘れてしまっていた。
そんな折、絵本カフェのペンネンネネムで、ぐりとぐらのホットケーキ(カステラ)を再現したメニューがあったのと、
実際にこの本が置いてあったので、ぐりとぐらのホットケーキをいただきながら読み返してみた。
読み返してみると、カステラをつくる様子が活き活きとえがかれていて、やはりテンションがあがる。
そして、暖かい気持ちに読後感が、絵本としてベストセラーになった理由なのがよく伝わってくる一冊。
2009 8/25
絵本
まろまろヒット率4
絵本カフェ、ペンネンネネムで、とことんまともなハンバーガーをいただく。
このとことんまともなハンバーガーは、村上春樹の小説、『ダンス・ダンス・ダンス』に出てきたものを再現したもの。
・・・絵本じゃないじゃーん!っと思わず突っ込んでしまったけれど(w、『ダンス・ダンス・ダンス』は以前読んだことがあるので思わず注文。
食べてみると、確かにまっとうなハンバーガー。
小説では・・・
「少し散歩してまともなハンバーガーを食べにいこう。
肉がかりっとしてジューシーで、トマト・ケチャップがとことん無反省で、美味く焦げたリアルな玉葱のはさんである本物のハンバーガー」
・・・と主人公がユキを誘うシーンに出てくる通り、本物志向のハンバーガーになっている。
ちなみにこちらのお店は絵本カフェらしく、ぐりとぐらのホットケーキなどもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。
大阪・中津(キタ)の「絵本と珈琲 ペンネンネネム」にて。
村上食堂で、ショージのでべそをいただく。
このショージのでべそは、磯辺餅に肉を刺して、オーナーである村上ショージさんのでべそを再現したもの。
濃い味付けと洗練されていない見た目が村上ショージさんを思い出す一品。
ちなみに、こちらのお店の英語名はMURAKAMI SHOKUDOON(村上食ドゥーン)となっているのがポイント。
まろまろと今日ももぐもぐ。
大阪・梅田(キタ)の「居酒屋 村上食堂(むらかみしょくどう)」お初天神店にて。
まろまろ@城崎温泉にいってきました☆
さて、『城崎にて』志賀直哉著(角川書店『城の崎にて・小僧の神様』より)1954。
大けがをした自分は、温泉地の城崎で療養する。
三つの小さな命の死をかいま見た自分は、偶然に助かった自分を振り返る。
そして生と死の間にある隔たりの薄さを感じる・・・
・・・志賀直哉によって1917年に発表された心境小説(心情小説)。
前々から読んでみたいと思っていた10ページに満たないこの短編を、
今回は志賀直哉が実際に宿泊した旅館(三木屋)に同じように泊って、
志賀直哉が見ていた中庭を眺めながら読んでみた。
読んでみると、簡潔な文章の中に城崎の情景と心の動きが伝わってくるものだった。
特に印象に残ったのは、自分(志賀直哉)が生と死の間にある隔たりを感じる場面・・・
「生きている事と死んで了っている事と、それは両極ではなかった。それ程に差はないような気がした。
もうかなり暗かった。視覚は遠い灯を感ずるだけだった。」
・・・という箇所は、余韻を感じさせるものとして心に残った。
谷崎潤一郎が『文章読本』の中で例文として挙げているのも納得できる短編。
2009 8/22
小説
まろまろヒット率3
泉質:ナトリウム・カルシウム-塩化物・高温泉
城崎にある江戸中期創業の温泉旅館。
志賀直哉が宿泊して、『城崎にて』という作品を産み出した舞台になったことでも知られている。
(志賀直哉が使っていた部屋も保存されている)
内湯に入ってみると、高めの温度なのが城崎温泉らしいところ。
ちょうど通りの近くに面しているので、城崎名物の外湯めぐりをする人たちのゲタの音が聞こえてきて、
風情を感じさせてくれるお風呂になっている。
ちなみに城崎では、温泉を集中配湯管理施設で供給しているので、
外湯でも旅館の内湯でも泉質は同じものになっている。
2009 8/22
ぷかぷかお風呂日記
まろまろヒット率4
関西は一般的にうどん文化だけど、兵庫県にある出石町だけはそば処として知られている。
江戸時代に信濃国上田藩から但馬国出石藩に国替えとなった大名(仙石家)が、信濃で盛んだったそば職人も一緒に連れて来たことに由来している。
それ以来、まわりはうどん文化に囲まれた中にあって、ちょうど飛び地のようにそば文化が守られていた特色ある地域。
この出石そばの南枝は、まさに国替えの時に大名と一緒に信州からやって来たお店。
創業は宝永三年(1706年)という、出石そばの元祖。
出石そば、出石皿そばとも呼ばれるように、お皿に盛られて出てくるのが特徴的。
この5枚のお皿と薬味で1人前。
濃い色合いのそばは、まさに信州でよく見られる特徴。
食べてみると、とろろや生卵などの薬味に負けない、しっかりとしたそばの味を味わえた。
文化の継承を感じる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。
出石町(兵庫県豊岡市)の「出石皿そば 南枝(なんし)」にて。