大阪に昔からある古潭(こたん)ラーメンで醤油ベースの古潭ラーメンをいただく。久々に食べてみると少し薄味になっていた。何でも健康志向にシフトしているとか。こってりだった昔の古潭ラーメンファンとしてはちょっと複雑な気分(w
大阪・梅田、大丸梅田(アクティ大阪)の「古潭老麺(コタンラーメン)」にて
伍参堂の「伍参堂焼きそば」

ひょんなことからなんばの立ち飲み・鶴乃屋から、昭和町の立ち飲み・伍参堂に移動。まさに立ち飲み巡り。大将はまだ若いけれど修行経験が豊富なので守備範囲が広い。オススメという伍参堂焼きそばをいただくと、ソース焼きそばには思えない味わい。まさに名物の一品。
大阪・昭和町の「立ち呑み処 伍参堂(ごさんどう) 」にて。
追記:残念ながら閉店されたとのこと。
北極の「アイスキャンデー」(ミルク味)

大阪名物の一つ、アイスキャンデーを北極でいただく。いくつも種類はあるけれど、ここはオーソドックスにミルク味を選択。食べてみるとまさに懐かしい手作りの味。
ちなみに○アイスキャンデー、×アイスキャンディーだったりする。
大阪・難波、戎橋筋の「北極(ほっきょく)」にて購入。
鶴乃屋の「かすうどん」

なんばの立ち飲み屋さんで油かすで出汁を取ったかすうどんをいただく。食べてみると一口食べただけで、肉の甘さが口の中に広がる大阪のソウルフード。
ちなみにあぶらかすは地元食材なのに、去年の取材でいった「ニューなに和」のかすうどん以来、実に1年ぶりに食べることとなった。流通がまだ開拓されきっていない模様。
大阪・難波、千日前の「お立呑処 鶴乃屋(つるのや、鶴の屋、鶴ノ屋ではない)」にて。
畑村洋太郎 『失敗学のすすめ』 講談社 2005
まろまろ@ただいま大阪市の大国町近辺にいます。
さて、『失敗学のすすめ』畑村洋太郎著(講談社)2005。
失敗学の創設者による失敗学本。
読んでみると、以前読んだ『失敗学』(ナツメ社)の方がよくまとまとまっていると感じた。
この本は一番最初に出た概要書だけに、失敗に目を向けることの意義について分量を割いている。
ただ、前書にも書かれてあったことでも、「創造力で第一に必要なのは、自分で課題を設定する能力」(プロローグ)と述べている点。
「失敗情報で大切なのは、その人が何をどう考え、感じ、どんなプロセスでミスを起こしてしまったかという当事者側から見た主観的な情報(中略)、
客観的な情報は、経験者と同じ立場の人が見ても、そこから新しい何かを生み出すまではいたらない」(第3章)などの点はあらためて読んでも重要な部分だと思った。
また、失敗者の実名公開について「1:聞く人にリアリティを与える、2:本人に直接聞くことができる、3:失敗は隠すものではないという文化をつくる」(第1章)
という三点のメリットがあるとしているのが印象深い。
以下は、その他にチェックした箇所(一部要約含む)・・・
○失敗の定義=「人間が関わってひとつの行為を行ったとき、望ましくない、予期せぬ結果が生じること」
<第1章 失敗とは何か>
○小さな失敗を不用意に避けることは、将来起こりうる大きな失敗の準備をしている
<第1章 失敗とは何か>
○失敗情報で大切なのは聞き手が失敗者を決して批判しないこと
→責任追及ではなく失敗の知識化が必要
<第3章 失敗情報の伝わり方・伝え方>
○他者の失敗から学ぶには、目的意識が強く、高い科学技術の基礎能力があなければ不可能(山本善之)
<第4章 全体を理解する>
○真の科学的理解とは、ある現象の因果関係がきちんと理解できる状態をいう
<第4章 全体を理解する>
2007 9/6
失敗学、工学
まろまろヒット率3
クロード・レヴィ=ストロース、大橋保夫訳 『神話と意味』 みすず書房 1996
「メーン」と「ディスる」がまわりで流行っている、まろまろです。
さて、『神話と意味』クロード・レヴィ=ストロース著、大橋保夫訳(みすず書房)1996。
(原題“Myth and Meaning”)
文化人類学者・思想家のレヴィ=ストロースによるCBC(Canadian Broadcasting Corporation;カナダ放送協会)ラジオ講話を元に書かれた一冊。
フランス語を母国語にする著者が「英語で説明するのは面倒なので、うんと単純化した」と述べているように、とても読みやすい。
訳者も「格好のいい聴かせどころを探す人はがっかりするだろう」と書いているほどで、代表作の『悲しき熱帯』とは比べものにならないほどの簡明さがある本。
文学的要素は無いけれど、その分、彼の構造主義アプローチのエッセンスがシンプルに語られているという点で入門書として最適な本だと思う。
以下はチェックした箇所(一部要約含む)・・・
☆構造主義的アプローチ=普遍なものの探求=外見上の相違の中に普遍の要素を求めるもの
<神話と科学の出会い>
○科学には二通りの方法がある=簡単にする還元主義的方法&関係に注目する構造主義的方法
<神話と科学の出会い>
☆「意味する」とは、ある種類の所与が別の言語に置きかえられる可能性
<神話と科学の出会い>
☆人類の知的業績を見わたすと、世界中どこでもその共通点は決まって何らかの秩序を導入すること
<神話と科学の出会い>
○神話的思考(野生の思考)の特徴=可能な限り最短の手段で宇宙の一般的理解に達することを目的
→一般的に加えて全的理解に達することも目的
<”未開”思考と”文明”心性>
○文字をもたない社会における神話の目的=未来が現在と過去に対してできる限り忠実であることの保証
<神話が歴史になるとき>
○神話と音楽の共通点・・・
・言語;音素○ 語○ 文○
・音楽:音素○ 語× 文○
・神話:音素× 語○ 文○
→音楽も神話も言語から発したが、別々の方向に分かれて生長している
→神話は音楽の総譜と同じく一つの連続シークェンスとして理解することは不可能
<神話と音楽>
2007 9/5
文化人類学、神話学、宗教、文化論
まろまろヒット率4
無鉄砲ラーメンの「とんこつラーメン」

麺=かため、スープ=こってり、ネギ=多めでオーダー。こってりがオススメと聞いてこってりにしたら、思いっきり背脂がサービスされていた。まさにザ・コッテリ! ”cotteri”は”mottainai”と同じく国際用語すべきと思った一皿(w
ちなみに発祥は京都府木津町のお店らしいけど今では大国町のこちらの方が有名になっている模様。
大阪・大国町の「ラーメン 無鉄砲(むてっぽう)」大阪本店にて。
Melissa(メリッサ)の「ミニブール」

リーガロイヤルホテルのパン屋さんMelissaがデパ地下に入っていたので、プチブールを購入。一食サイズのフランスパンで、味が濃い。見た目も可愛い一品。
大阪・難波、高島屋百貨店地下の「Gourmet Boutigue Melissa(グルメ・ブティック・メリッサ)」にて購入。
日本博学倶楽部 『世の中の「意外なノウハウ」―知って得 使って便利』 PHP研究所 2006
長年使っていたAirH”(willcome)からEMOBILEに乗り換えた、まろまろ@今のところはかなり快適です(^_^)v
さて、『世の中の「意外なノウハウ」―知って得 使って便利』日本博学倶楽部著(PHP研究所)2006。
雑学的なノウハウを紹介する一冊。
たとえば・・・
・プチトマトを見ればそのスーパーの良し悪しが分かる
・陶器のヒビはカルシウム豊富な牛乳で煮込むと目立たない
・海の見える部屋は”ocean view”ではなく”ocean front”で予約する
・夕食後が一番自白しやすい
・・・などはちょっと感心してしまった。
ただ、タイトルには「世の中の」とあるものの、シーラカンスを飼う方法や南極で温泉に入る方法などの
日常ではまず使わないようなノウハウが半分以上だったので実用的というより娯楽的な本。
2007 9/4
雑学本、実用書
まろまろヒット率2
Boulangerie Miyata(ブーランジェリーミヤタ)の「リュスティック」

寝屋川にある美味しいパンのお店「Miyata(ミヤタ)」が催事でデパ地下に来ているというので、リュスティックを一本いただく。リュスティックはフランスパンの小麦を使っているけど、吸水を80%にした柔らかめのパン。「ソフトなハードパン」という矛盾っぽいパンだけど、食べてみると確かに美味しい。ハードパンを食べてほしいという宮田さんの気持ちが伝わる一品。
大阪・難波、高島屋百貨店の「Boulangerie Miyata(ブーランジェリーミヤタ)」にて購入。