同じく三笠書房から出ている守屋洋著『孫子の兵法』のイントロダクション版的本。
おそらく『孫子の兵法』よりも簡単で事例も多いだろうと思って読んだが、
記述じたいが前書と比べてすくなく、事例もほとんど同じものだったので
前書を読んだ僕にとってはあまり良い本とは言えなかった。
しかし、初めて読む孫子の入門書としては前書同様
良書のうちに入ると思う。
印象にのこった箇所は・・
「人を疑わば用いず、人を用うれば疑わず」
老子より「奪わんと欲すれば、先ず与えよ」
韓非子より「名君は、二つの柄を握るだけで臣下を統制する。
二つの柄とは、刑と徳である。」
1997 5/27
戦略論
まろまろヒット率3