『リーダーシップの本質』 ジョン・W・ガードナー著、加藤幹雄訳 ダイアモンド社 1993





Posted in リーダーシップ論, 経営学, 読書日記 ,  on 5月 23, 1997

ケネディ政権で教育タスクフォースのメンバー、ジョンソン政権で
保健教育福祉省長官を歴任し、現スタンフォード大学ビジネススクール
記念教授を歴任している実践家兼理論家の著者が多様な事例を
引用して書いたリーダーシップ論の一冊。
ダイアモンド社から出版されているので企業家の例えが多いかと
思っていたが(^^)やはり政治の中枢にいただけあってか、
フランクリン・ローズヴェルトやトマス・ジェファーソン、
はたまたチャーチルなどの政治家の事例が多かったのがうれしかった(^^)
12章で打ち出しているリニューアル論がもっとも著者が
強調したかったところだろうが、僕には1章「リーダーシップの性質」、
2章「リーダーシップの任務」、3章「問題の核心」、
5章「リーダーの資質」が一番興味深かった。

この本は印象に残った部分が多かったので、線を引きまくったが(^^)
特に記憶したい部分は・・・

「リーダーシップというのは、個人あるいはリーダー・ティームが、
リーダーやリーダーと部下が共有している目的を追求すべく、
集団を誘導していくプロセスである。」

「(カーライルとヘーゲルの史観を対比させて)よりバランスのとれた
見解からすれば、歴史の力はリーダーを生む状況をつくり、
またリーダーの性格は歴史にインパクトを与える」

「リーダーシップについての一般概念の核心にある二つの任務は、
目標設定とモティヴェーティングである」

「賞賛に最も値するリーダーは、我々が共有する信条や価値の再生を
手伝ってくれる人々である」

ウィルソンの言葉「リーダーの耳は人々の声に反響しなければならない」

「ケマル・アタテュルクは目標は不動であったが、
それを達成するための戦術においてはきわめて柔軟であった」

アイゼンハワー「リーダーシップとは、説得力であり、調停力であり、
教育能力であり、そして忍耐力である」

ジェイムス・ミッチナー「私は挑戦することが好きだ」

「天才とバカとの違いは、天才には限界があることだ」

ラ・フォンテーヌの意味深いセリフ「宇宙を知っても己を知らず」

ヴィンズ・ロンヴァルディは「我々はけっして負けないが、
時が我々に味方しないこともある」
「私は悲観論者であるかもしれないが、悲観論者であっては
リーダーの役割がはたせない」

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1997 5/23
リーダーシップ論
まろまろヒット率5


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