司馬遼太郎 『義経』 文藝春秋 上下巻 1977

そろそろ株主総会の季節が始まって届いた封書を見てみると
去年は100株株主だった僕が今年は二度の分割を経て
自動的に225株株主に出世していた、らぶナベ@せこい立身出世物語だな(^^;

さてさて、『義経』司馬遼太郎著(文芸春秋)上下巻、1977年初版。
「判官びいき」で有名な源義経を主役にした司馬遼太郎の小説。
ふと手にとって読んでみたがもともとこの著者は徳川家康といい
(『覇王の家』)、豊臣秀吉といい(『新史太閤記』)、西郷隆盛といい
(『翔ぶがごとく』)どうも有名すぎたりエピソードがよく知られている
人間を書くのが苦手なような気がしていて、
既に色々な物語の主題になっている人間を主役にしたこの本も
あまり期待していなかったが案の定いまいちだった(あかんやん!)
義経を軍事的天才性と人格的幼児性の分裂症的な捉え方に
ついては納得できるがどうも書き方に気合いが入っていないように
思えるのは僕だけだろうか?
やっぱり彼は土方歳三とか(『燃えよ剣』)、河合継之助とか(『峠』)、
大村益次郎とか(『花神』)、明治中期の面々とか(『坂の上の雲』)を
取り上げた方が生き生きとした文体になるような気がする。

やっぱ何をするにも人間得意分野でやらないとダメなんだろうな。

この本をamazonで見ちゃう

2000 6/17
小説、歴史
まろまろヒット率3

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