司馬遼太郎 『覇王の家』 新潮社 上下巻 1979

突発的に読みたくなって一日で読み上げた
小牧・長久手の戦いをクライマックスにした徳川家康の本。
彼の成功にあやかろうとして読んだが、
その真骨頂である関ヶ原前後のことははぶかれていたのは残念。
この本では家康とは独創性も英雄性も無かったが、
その模倣と対人関係への細心の注意によって栄達したことになっている。

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1997 2/7
小説、歴史
まろまろヒット率3

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