石川敏行 『はじめて学ぶプロゼミ行政法』 実務教育出版 2000(改訂)

お酒はあまり飲まないんだけど(家では全く飲まない)、
最近「すだち酒」なるお酒にはまっている、らぶナベ@梅田にある
『やえがき』っていうくわ焼き居酒屋で飲めます、お薦め!

さて『はじめて学ぶプロゼミ行政法[改訂版]』石川敏行著
(実務教育出版)2000年改訂初版。
最近、行政書士資格でも取ろうかと思い立って
始めにざっと『行政法』(有斐閣アルマ)を読み、
その次に問題集『行政書士マスターDX1~実務法令編~』
(東京法経学院出版)の行政法の部分を一通りやってみてから
確認と問題集で分散した知識の再統合のために読んだ行政法の入門書。
かなり良いという評判は聞いていたが確かにコンパクトにまとまっている(^^)
(特に行政書士試験で問題として取り上げられるのは8章~13章までだろう)

また、この本の中で印象深いのは三権分立の役割分担を電車で例えて
立法がレールを敷き、行政が走る列車、司法がコントロールを担う司令塔
・・・と例えたところには妙に納得してしまった(^^)
司法(司る方法)とは文字通りの司令塔なんだから。
手綱を握り独自の戦略論のもとで指揮、采配する役割こそが司る仕事だ。

知識の再統合のために読んだのであえて新しい知識はなかったが
それでもチェックした点は以下・・・
○国家保障法→結果の補填、行政争訟法→原因そのものの除去
(国家賠償請求をする際に予め取消or無効確認判決が不要なのはこのため)

○行政不服申立ては「審査請求中心主義」、
行政事件訴訟法は「抗告訴訟原則主義」

この本をamazonで見ちゃう

2000 6/19
法学、行政法
まろまろヒット率3

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