小島屋の「けし餅」


堺にある小島屋のけし餅をいただく。

この小島屋は延宝年間(1673年~1681年)に創業した堺の老舗。
けしは南蛮貿易で栄えた商業都市の堺でよく栽培されていたので、けしを使ったお餅ができたとのこと。

けし餅、と言ってもこしあんを餅皮で包んだものにけしをまぶしているので、とても柔らかい。
餅よりも、あんことけしの印象が残る味わい。

ちなみに、けし(芥子、学名”Papaver somniferum”)はアヘンやモルヒネなどの麻薬の原料として知られているけれど、種はまったく問題がなくいただくことができる。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・堺の「小島屋」にて購入。

深清鮓の「穴子寿司」


堺にある深清鮓の穴子寿司をいただく。

この深清鮓は、お持ち帰り専門のお寿司屋さん。
名物の穴子寿司は、食べてみるとまるでトロけるような口溶け。
これまで食べたことのある穴子の中で一番美味しく感じられた。

シャリは大阪寿司(押し寿司)の影響を受けてかごく普通だけど、蒸し穴子の美味しさを感じられる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・堺の「深清鮓(ふかせずし)」にて購入。

堺市茶室 伸庵の「呈茶」


堺市茶室の伸庵で、呈茶をいただく。

千利休が生まれ育ち、拠点としたこともあって、堺には市営の茶室がいくつかある。
この伸庵もそうした市営茶室の一つで、数寄屋普請の名匠として知られる仰木魯堂による建築物。
(国の登録有形文化財)

その伸庵の茶室で呈茶をいただいてみると、利休古印という干菓子が添えられていた。
千利休が使用していた納屋判(実印)と竹判(認印)を写した干菓子とのことで、納屋判には解読不明ながら南蛮文字が使われているとのこと。

お茶と共にいただいてみると、和三盆の風味と優しい甘さが落ち着いた味わいになっている。
堺の歴史と文化を感じさせてくれる一服。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・堺、大仙公園内の「堺市茶室 伸庵」にて。

ハーベストの丘の「特製ソフトクリーム」


堺市立の農業公園、ハーベストの丘で特製ソフトクリームをいただく。

見た目はまるでアイスクリームのような色合いだけど、食べてみるとやはりアイスのような濃厚な味わい。
僕は新幹線アイスのような味だと感じたけれど、同行したフフレ明治のスーパーカップのような味と感じたとのこと。
(だいぶ差がありますな・・・)

どちらにしてもクリーミーなことには変わりないですね☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・堺の「緑のミュージアム ハーベストの丘」にて。

かん袋の「氷くるみ餅」


堺にある、かん袋をおとずれる。

このかん袋は、1329年(鎌倉時代)創業の老舗中の老舗。
元々は「和泉屋」という屋号だったのものを、大坂城の築城を手伝ったことから豊臣秀吉に勧められて「かん袋」という屋号に変わったという堺の歴史と深くつながった歴史を持つお店。

今回はお店の中にある喫茶室で、氷くるみ餅をいただく。
氷くるみ餅とは、くるみ餅の上にかき氷をのせたもので店内でしかいただくことができないもの。
かき氷とくるみ餅を合わせて食べてみると、これが美味しい。
しっかりとした甘味があって、氷が溶けた部分とくるみ餅の緑餡が混ざるとまるで練乳のような甘さ。
ただし、すっきりとしているのでいくらでも食べることができる。
今も昔も変わらない堺を代表する銘菓の一品。

ちなみに、くるみ餅はお餅を包んでいるという意味で胡桃(クルミ)を使っているわけではない。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・堺の「かん袋」にて。

銀シャリ屋 ゲコ亭の「ご飯」


堺にある銀シャリ屋ゲコ亭で白御飯をいただく。

この銀シャリ屋ゲコ亭は大衆食堂だけど、とにかくご飯にこだわっていることで知られている。
まず、ご飯を炊くことに集中するために、ご主人はおかずを一切つくらない。
コシヒカリとササニシキを独自にブレンドしたお米を、その日の天候を判断しながら井戸水と自家製釜で炊き上げるその腕は名人芸とまで呼ばれている。
しかも、お米が古くなるのと水が美味しくなくなるという理由から夏の三ヶ月は休業するという徹底ぶり。

・・・なのだけど、賛否両論の声をよく耳にする。
(中にはご主人のご飯よりも奥さんの卵焼きの方が美味しいという声まで)
本当に美味しいのかどうかを確認するために、今回はフフレとおとずれて実食。

食べてみると、お米の甘味が感じられるやわらかなご飯で個人的には美味しく感じられた。
ただし、かなりやわらかい炊き上がりというところが好みの分かれるところなのも理解できた。
ご飯の炊き方には好みが分かれるものだけど、かための方が好きな人にとっては違和感があるものらしい。
好みは分かれるけれど、それはお米の国である日本人である証拠。
ご飯についてこだわった名店ではあることは確かであることは感じられた。

ご飯の美味しさについて議論する機会も提供してくれるお店でもある。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・堺の「銀シャリ屋 ゲコ亭」にて。

松治郎の舗の「はちみつ最中アイス」


松阪にある松治郎の舗で、はちみつ最中アイスをいただく。

この松治郎の舗は、水谷養蜂園が直営する蜂蜜専門店。
大正元年創業の水谷養蜂園は三重県で最初に養蜂園をはじめた老舗で、店名は創業者である水谷松治郎の名前が由来となっている。

そんな水谷養蜂園で採れた蜂蜜を使ったはちみつ最中アイスは、とても大ぶり。
貝型の最中に入りきれないほど蜂蜜アイスを挟んでいるところが特徴的。
食べてみると、ハチミツらしいコクのある味わいを感じるだけでなく、さわやかな口溶けもある。
コクと軽さを両立させているという点で、これまで食べたことのあるアイス最中の中でも指折りの美味しさを感じた。
松阪の名店の味を感じられる一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「松治郎の舗(まつじろうのみせ)」にて。

em.cafeの「チキン南蛮」


松阪にあるem.cafeで、チキン南蛮をいただく。

こちらのチキン南蛮は、「奥伊勢七保どり」という三重(大宮町)の地域ブランドの鶏肉を使っているところが特徴的。
食べてみると、甘味のあるタレとさっぱりしたタルタルソースがよく合って最後まで美味しくいただける味つけとなっている。
オシャレな今風のカフェだけど、地産地消に取り組んでいるところが好感が持てるカフェ。

ちなみに、このem.cafeは三重中京大学文化会の研修会でレクチャーした「地域コンテンツによる情報発信とコミュニティ創造」の初日の後で、文化会の人たちとご一緒したお店。
彼らが取り組む地域コンテンツの一つ、「松阪食べ歩きマップ」(仮)の第一号店として取り上げられる様子。
応援してます☆
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「em.cafe(イー・エム・カフェ)」にて。

一福の「干支焼き」


三重中京大学文化会での研修会の合間に、差し入れとして一福の干支焼きをいただく。

干支焼きとは、干支の模様になっている今川焼き(大判焼き、回転焼き)のこと。
片面に一種類の干支がえがかれているので、六種類で十二支を網羅することになっている。
自分の干支である卯を食べてみると、小ぶりなサイズなのでおやつにちょうど良い。
粒あんもとろみがあるところが良いですね。

ちなみに後ろに写っているのは担当した「地域コンテンツによる情報発信とコミュニティ創造」の研修資料。
まろまろと今日ももぐもぐ。

三重県松阪市の「干支焼き ごくろうさんまんじゅう 一福」にて購入とのこと。

クローバーの「ドーナツ」


大阪にある空堀のお土産として、クローバーのドーナツをいただく。

こちらのドーナツはとてもシンプル。
ドーナツと言えば、ここ数年はクリスピークリームドーナツドーナッツプラントに人気が集まっている。
さらにミスタードーナツandonandを展開して後追いしているように今風のドーナツが流行している中で、こちらのドーナツはあくまでも素朴。
大阪の古い風景が残る空堀らしい一品ですね。
まろまろと今日ももぐもぐ。

大阪・空堀(松屋町)、惣内の「ドーナツ専門店 クローバー」にて購入とのこと。