堺にある小島屋のけし餅をいただく。
この小島屋は延宝年間(1673年~1681年)に創業した堺の老舗。
けしは南蛮貿易で栄えた商業都市の堺でよく栽培されていたので、けしを使ったお餅ができたとのこと。
けし餅、と言ってもこしあんを餅皮で包んだものにけしをまぶしているので、とても柔らかい。
餅よりも、あんことけしの印象が残る味わい。
ちなみに、けし(芥子、学名”Papaver somniferum”)はアヘンやモルヒネなどの麻薬の原料として知られているけれど、種はまったく問題がなくいただくことができる。
まろまろと今日ももぐもぐ。
大阪・堺の「小島屋」にて購入。