ルドミラ・ゼーマン、脇明子訳 『シンドバッドと怪物の島』 岩波書店 2002

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さて、『シンドバッドと怪物の島』ルドミラ・ゼーマン文・絵、脇明子訳(岩波書店)2002。

絵本『シンドバッドの冒険』の続編。
シンドバッド第3回目の航海を取り上げている。
原題は”Sindbad in the Land of Giants”。

前作よりも面白くて、大蛇や怪物の危機をくぐりぬけるコミカルさが楽しめる。
「もう二度と航海には出ない」と心に決めたシンドバッドが再び航海に出るおちゃめさが伝わってくる一冊。

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2006 5/10
絵本、海洋もの
まろまろヒット率3

魚あきの「アジのたたき定食」 (豚汁変更)


弊社近くで前々から気になっていた海鮮メインの定食屋さんに入ってみる。季節ものということでアジのタタキ定食を豚汁に変更していただく。売りの魚はもちろん、ごはんも美味しい!ホスピタリティはかなり低いけど、職人肌な感じがする文字通りのめし処ですな。
本郷赤門近く(東京都文京区本郷5-25-17)の「めし処 魚あき」にて。

チムニーの「レバカツ」

弊社文化・人間コース懇親会の二次会で注文した一品。実にチムニーらしい見た目と味だった。ちなみに僕はこの日の懇親会の存在自体を知らなくて、コンテンツ創造スペースでカタカタ作業していたら携帯電話で呼び出されることとなった。弊社はいろんな人がいるんだなとあらためて思った一時。
本郷・赤門近く(東京都文京区本郷5-23-13)の「チムニー」本郷店にて。

B's cafe(ビーズカフェ) の「クロワッサン」

文京区占い文京区友の会の相談でご近所にできたキャンパスカフェを利用してみる。元女子大のカフェということで最初は緊張したけど完全に外部へもオープンになっているので安心した。クロワッサンなどのパンを店内で焼いているのが名物とか。
向丘(東京都文京区向丘1-19-1)の文京学院大学本郷キャンパス内「B`s cafe (ビーズ・カフェ)」にて。

ルドミラ・ゼーマン、脇明子訳 『シンドバッドの冒険』 岩波書店 2002

バートン版の『千夜一夜物語』がちくま文庫で再版されたらしいので読んでみようと思う、
らぶナベ@しかしブックカバー必須の表紙ですな(^^;

さて、『シンドバッドの冒険』ルドミラ・ゼーマン文・絵、脇明子訳(岩波書店)2002。

『千夜一夜物語』(アラビアンナイト)の中でも一番有名な話の一つ、「シンドバッドの冒険」の絵本。
原題は”Sindbad: From the Tales of the Thousand and One Nights”。

この本ではシンドバッド7回の航海のうち第1回と第2回の航海をまとめて一本化している。
大型絵本なので、細密画を意識して書かれた絵も含めてはっきりと読める一冊。

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2006 5/9
絵本、海洋もの
まろまろヒット率3

「知床半島チーズシフォンケーキ」

シフォンケーキの中にとても濃厚なチーズのクリームが入っている北海道お土産。クリーミーかつボリューミーで、見た目以上に美味しい。ただ、友達の友達経由(2degrees)での頂き物なので、販売元や詳細は不明。Googleさんに尋ねてもよくわからなかった謎な一品だけど、「世界自然遺産知床半島チーズシフォンケーキ」が正式名称のよう。
北海道で購入とのこと。

王欣太・李学仁 『蒼天航路』 講談社 全36巻 2006

約10年間読み続けていた本が完結してちょっと感無量な、らぶナベです(T_T)

さて、その『蒼天航路』王欣太作(KING☆GONTA)、李學仁(イ・ハギン)原案(講談社)全36巻2006。

『週間モーニング』で1994年から2005年の11年間連載された全409話の三国志。
これまでの三国志物語では悪役を担うことが多かった曹操を主役にして、
独自の視点と演出で再構築したまさに「ネオ三国志」という表現がぴったりな新釈三国志。

たとえば一般的な羅貫中『三国志演義』、それをもとにした吉川英治『三国志』や横山光輝『三国志』では、
主役の劉備は儒教的な理想を反映した聖人君主的にえがかれることが多いけど、
この『蒼天航路』では、中身が無くて雰囲気だけで勝負する人物になっている。

この劉備の評価は正史に近いけど、だからといって別に劉備が貶められているわけでなく、
逆に『三国志演義』での聖人君主ぶった劉備が安っぽく見えるほど、
侠とハッタリで生きる『蒼天航路』の劉備はとても魅力的に表現されている。
(他の登場人物たちも演義より正史にもとづいて演出されることが多い)

そんな魅力的な登場人物たちも、引きこもり気味だった曹操が30歳の時に黄巾の乱をきっかけに初陣する第39話あたりから、続出してきて物語は盛り上がっていく。
曹操自体の見せ場も、第157話で「おまえたちには心の闇がない」と言い放つシーン、第184話で炎の向こうから手招くシーン、
第276話で「くどい」と片づけるシーンなどなど、まさに心がふるえるようなシーンが目白押し。

もちろん、漫画的なデフォルメをしすぎているとか、曹操を完璧にえがきすぎるなどいろいろな批判はあるけど、
これほど魅力的な人物たちを活き活きと踊らせる物語もめずらしい。
(それだけに生々しくてキャラが濃いので万人向けじゃないかもしれない(^^;)

ちなみに僕はこの本を1996年ごろから読始めたが、自分の20代は連載中だったこの物語にかなりの影響を受けてきた。
転機がある度に読み返したし、何かと引用することも多かった。
この10年は機会があるごとに『週間モーニング』の連載を確認したり、新巻が出るのを楽しみにしていた。
そんな『蒼天航路』の最終巻が出て物語が完結したと知り、一つの区切りを感じて御茶ノ水の漫画喫茶に入って未読分を読み切った。
読み終えた今も、この本はこれからも読み返す心のベスト本の一つになるだろうと感じた。

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2006 5/8
マンガ本、歴史
まろまろヒット率5

早川いくを・寺西晃 『またまたへんないきもの』 バジリコ 2005

そんなに深い意味はないけど”Cambrian Explosion”(カンブリア大爆発)という響きが好きな、らぶナベです。

さて、『またまたへんないきもの』早川いくを著、寺西晃絵(バジリコ)2005。

『へんないきもの』の第二弾。
両生類ではめずらしい一夫一妻制を採用して相手の浮気には報復するセアカサラマンダーや、
鯛などの魚の口の中に夫婦で寄生するタイノエなど、今回もめずらしい生き物たちが紹介されている。

たとえばタイノエについての「(魚の口の中なので)狭いながらも楽しい我が家、海の中だけど水入らず」
という紹介文には思わず笑ってしまった。

ただ、総じて現代社会と政治を皮肉るという話の流れが完全にワンパターンになってしまっているように感じた。
コラムもちょっと説教臭くて長いのが鼻についた。

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2006 5/7
自然・科学
まろまろヒット率2

Patisserie Mariage(パティスリー・マリアージュ)の「アカグリア」

耳あてのようにマカロンが両端についているケーキ、「アカグリア」は見た目からしてファニー。味もしっかりとした甘さがいい感じ。
文京ごはんにまた新しいスイーツ・コンテンツが追加されましたな(^^v

茗荷谷近く播磨坂(東京都文京区小石川4-16-7 )の「Patisserie Mariage (パティスリーマリアージュ)」にて。