河合隼雄・村上春樹 『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』 新潮社 1996

北海道から帰ってきたので北海道ごはんというコンテンツを創造した、まろまろです。

さてさて、『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』河合隼雄・村上春樹著(新潮社)1998。

小説家の村上春樹と心理学者の河合隼雄の対談本。
二人の本を何冊か読んだことがあったことと、二人の間に共通点を感じたので手に取った一冊。

読んでみると、その分野の主流派コミュニティには属さなかった、安易な首尾一貫性を求めないなど、
やはり本人たちも共通点があると感じているらしく、盛り上がった話の様子が伝わってきた。

たとえば・・・
村上春樹:「小説にとってバランスというのは非常に大切である。でも、統合性は必要ないし、整合性、順序も主要ではない」
河合隼雄:「ストーリーというのは背後にイメージを持っていなかったら絶対に成立しない(中略)イメージとの関連にコミットしていくことが課題」
・・・と述べている点などは、彼らのスタンスを示すものとして納得してしまった。

他にも・・・
河合隼雄:「物語というのはいろいろな意味で結ぶ力を持っている」
村上春樹:「事実とフィクションは永遠の補完関係にある」(勝ち負けではない)
・・・という語りは物語の力をどうとらえるかについて参考になると感じた。

さらに・・・
河合隼雄:「矛盾の存在やその在り方、解消の方法などについて考え、言語化していく。しかし、決して解決を焦らない。
そうしているうちに、最初は矛盾としてとらえていた現象が、異なるパースペクティブや、異なる次元のなかで矛盾を持たない姿に変貌する」
・・・というのは人生訓としても印象深い。

また、この対談では全般を通して『ねじまき鳥クロニクル』がトピックスとして取り上げられることが多かった。
ちょうどこの本を今月読み終えたところだったので(まったくの偶然)、ありありとその場面が思い浮かんだ。
また、箱庭療法についてもよく話題になっていたが、これまたたまたま箱庭療法の本も何冊か読んでいたので理解も早かった。

ちなみにこの対談は1995年におこなわれたものをまとめている。
1995年というのは、阪神大震災、阪神大震災、オウム事件、エヴァンゲリオン公開、インターネット元年、とういう風に大きな出来事があった年でもある。
僕個人も読書日記をつけはじめたのがちょうど1995年だったので、二人の対談から当時の自分が思い出されたりもした。

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2007 8/27
対談
まろまろヒット率3

浜名湖SA名物:「うなぎドッグ」


浜名湖SAに立ち寄ったので名物の鰻を目指す。中でもウナギドッグが名物として注目されているということでいただく。うなぎをホットドッグのように挟んだものというそのままだけど、食べてみると確かにウナギの味がする。ただ、個人的にはもう少しジューシーさがほしかったかも。
東名高速・浜名湖サービスエリアの「リトルマーメイ」にて購入。

むぎばたけの「ポンデケージョ」

足柄SAに立ち寄ると、「むぎばたけ」という小さなパンのコーナーを発見したので、売れ筋No.1のポンデケージョをいただく。小さなサイズだけどモチモチの食感とチーズの風味が十分に満足できるものだった。さすがブラジルの国民食。
東名高速・足柄サービスエリア内の「プチベーカリー・パン工房 むぎばたけ(麦畑)」にて購入。

スムージー専門店:smoochの「スムーチ Bento ミックスベリー」


八重洲地下街のリニューアルでスムージー専門店smoochができたというので、通りがかりに一杯いただく。オススメというスムーチbentoをミックスベリーでオーダー。スムーチbentoとは、弁当というだけあってグラノーラ・シリアルが入っている。さらにさらにブースターと呼ばれるサプリメントを一つ選んで追加する。僕は長旅が控えていたのでお肌のために(wビューティープラスを追加。
完成したものを飲んでみると、ただでさえボリューミーなスームージーにさらにシリアルが入っているので飲むというよりも食べる感覚に近い。新しい食感のご飯系スイーツですな。
東京・八重洲地下街のスムージー専門店「smooch(スムーチ)」にて購入。

アルプスの「ビッグカツカレー」

前々から行きたいと思っていたカレーショップ・アルプスが八重洲地下街の改装にともなって移転リニューアルオープンしたというので出発前に立ち寄る。注文したのは名物のビッグカツカレー。容器からはみ出したカツが入って550円。東京駅周辺でも屈指のリーズナブルな一皿。
東京駅八重洲地下街の「カレーショップ アルプス」にて。

「深大寺温泉 ゆかり」 (温泉)

泉質:ナトリウム-塩化物温泉 (等張性・弱アルカリ性・温泉)

調布市の深大寺にある温泉施設。
見事な黒湯で、夜に露天風呂に入ると足下が見えなくて危なく感じるほどの色の濃さ。

そんな露天風呂は、砂利風呂、洞窟風呂、つぼ湯などが豊富にある。
こちらは水風呂は無く、代わりに冷たいスチームルームがあるのも特徴的。

ただ、健康風呂を全面に押し出すにしては、よくわからないパワーの説明は余分だと思った(w

2007 8/25
ぷかぷかお風呂日記
まろまろヒット率4

三崎港 さん和の「イナダ握り寿司」

近海で捕れた地魚のイナダの握り寿司があったのでいただく。イナダとはブリの子供で、食べてみると脂はまだ乗っていないけれどその分食べやすい一貫。
ちなみにこのお店は元海鮮、魚屋さんが営業しているお店とのこと。
神奈川県・三崎港の「さん和(三和)」にて。