村上春樹 『ねじまき鳥クロニクル』 新潮社 全三巻 1997

三十路過ぎの男二人でUSJ(ユニバーサルスタジオジャパン)に行くということをしてしまった、
まろまろ@半分仕事とは言えまさに痛いものコレクター(>_< ) さて、『ねじまき鳥クロニクル』村上春樹著(新潮社)全三巻1997。 世田谷の一軒家に住む"僕"は夫婦で猫を飼っていた。 その猫が突然いなくなったことをきっかけに、これまでの日常が軋みを立てて崩れていく・・・ 第1部:泥棒かささぎ編
第2部:予言する鳥編
第3部:鳥刺し男編
・・・の全三巻から成る長編小説。

村上春樹ファンの友人から最高傑作として薦められて読んでみると、
不思議な登場人物たち、不合理な展開に”僕”が流されてゆく様子が詳細にえがかれている。
翻弄されながらも糸口を掴んでいく主人公をどうとらえるかで読み方に違いがでる作品。

ちなみにこの本は四国を旅したときも持って行った本だけど、
瀬戸内海の海岸を通って朝焼けに照らされるさわやかな予讃線の車内で、
たまたま残忍なシーンを読んでしまってブルーになってしまった(>_< ) この本をamazonで見ちゃう

2007 8/8
小説
まろまろヒット率3