引けない点の明確化が混乱を防ぐ

混乱しそうになりがちな場面でも自分の中で引けない点を明確して臨めば混乱も少ない。
そのために普段の引けるところはスケベ心を出さずに思い切りよく引く。
こだわりを捨てないために、こだわりが無いところにはこだわらない。
ここ一番での5%を思い切り傲慢になるために、残りの95%は謙虚にこなす。
混乱しそうな時はこの姿勢を思い出したい。

2004 9/9
はしり書き

彼らの時代が終わったんじゃない、自分たちの時代が始まったんだ

近頃は仕事でも研究でもプライベートでも、新旧対立の場面に居合わせることがある。
特に自分は新勢力の代表格と見なされて、存在否定合戦に巻き込まれそうになることもある。
そんなときは「彼らの時代が終わったわけじゃない、俺たちの時代が始まったんだ」、
「だからまず自分たちを高めることだ」とまわりに言うようにしている。

どうも転換期を生きているようで同世代間でさえ新旧対立が明確化することもあるが、
とりわけ相手を否定することもなく自分たちを認められるようになったなら、
それは本当の意味で新しい時代の幕開けなんだろう。

2004 8/1
はしり書き

謙虚に続けるなら、傲慢に休め

謙虚に続けていきたいなら、時として傲慢に休むことが必要。
疲れを知らない人間の疲れは取り返しがつかないこともある。
同僚に「勇気と自信を持って休め」と話すことがあったが、
自分自身もこのことは忘れないようにしたい。

2005 7/22
はしり書き

他人のものなら3割引、本人のものなら3割増

初めて会った人から「○○(通りの良い肩書き)の渡邊さんですか?」と呼びかけられるより
「まろまろHPのらぶナベさんですか?」と呼びかけられる方がずっと嬉しい。

他人が作って他人の権限にあるものなら、どんなに通りの良い所属や地位でも
その本人に反映される魅力としては3割引になるだろう。
逆にその本人が作って自分の権限で運営している所属や地位なら、
どんなに小さくて笑ってしまうようなものでも3割増だと思う。
ちょっと恥ずかしくても自分で作ったものに気持ちの軸足は置いていきたい。

2004 5/26
はしり書き

可愛い子には恥をかかせろ

ときどき一生のうちで恥の総量が決められているんじゃないかと感じるときがある。
恥をかかずに成長はできない。
失敗できるときに失敗するということは、とても大切なことなことだ。
恥をかく体験は自分を見失うほどのものだけど、潰されっぱなしにならずに
その体験を次にどう使うかで成長は決まってくる。
成長にとって一番大切なものは、恥の使い方なんだろう。

2004 4/26
はしり書き

自然に合ってくる帳じりが本物の帳じり

ハンパにやり散らかしたと感じるものほど早く帳じりを合わせたくなるものだけど、
そういうものこそ帳じり合わせを焦ってはいけない。
意気込まず自然と合わさってくるものが本物の帳じりだろう。
まろまろ掲示板で「気がつけば勝ち組」とレスをつけるといろいろなところで反響があったが
そうしたこともこれと同じことなんだろう。
(もともとは明確な基準のない勝ち組・負け組ネタへの食傷プレイだったのだけど(^^;)

2004 3/14
はしり書き

一つだけ贅沢をするなら人の贅沢をする

依頼を受けてある店頭公開企業のコンサルの仕事をしたときに
「贅沢だな」と思えるチーム構成だった。
思えばこれまで関わったプロジェクトやチームはメンバー構成の豪華なものが多かった。
なんだか対人運だけでやってきたようで心苦しい面もあるけど、
人的資源の贅沢は本物の贅沢だと思う。
もし一つだけ贅沢ができる余力があれば、迷わず人の贅沢に使いたい。

2004 3/6
はしり書き

自分のブランド化ができているかどうかが成功基準

どの分野でも、どこにいても、自分が関わったもの、自分が作ったもの、
そして自分自身がブランド化しているかどうかが、その分野でやれているかどうかの判断基準。
そのためには、人と違っているところ、自分独自のものを伸ばす勇気を持たなくてはいけない。
ブランドとは「違い」だから。

2004 1/20
はしり書き

慎重になることと不安に酔うことは違う

慎重になりたいなら、具体的に不安要因を書き出してみる。
外在性と一覧性がない慎重さは、単に自分に酔っているだけだ。
それでも不安感がつきまとうなら、そのエネルギーを向上につなる。
行動につながらない不安感は、単に後ろ向きの自己陶酔だ。

2003 12/22
はしり書き

二流のA級より一流のB級

自分は物でも料理でも二流のA級より一流のB級の方が好きだし、
振り返ってみれば人生の岐路では後者の匂いがする選択肢を選んできたような気がする。
思えば成功したHP(WEBサイト)でも綺麗なHPより小汚いHPの方が多いように思えるし、
アイドルも顔が綺麗で歌が上手い完璧な人より少し崩れてる方が人気がある気がする。
ハイソ顔で一般ぶる二流より、泥臭くてマイナーな一流の方が魅力的だ。
自分自身も一流のB級でありたいし、どうせなら超一流のB級になりたいと思う。

2003 12/19
はしり書き