満月の「阿闍梨餅」


京都を代表する銘菓、満月の阿闍梨餅をいただく。

阿闍梨餅とは、安政三年(1856年)創業の京都の老舗和菓子店、満月の半生菓子。
餅米に氷砂糖や卵などのを練り合わせた生地にあんこを入れたもので、もちーっとした独特の食感が特徴的。
名前の由来も比叡山の千日回峰行の阿闍梨がかぶる網代笠をモデルにしたからという、実に京都らしい和菓子。

・・・だけど、この阿闍梨餅はこれまでごはん日記に取り上げる機会が無かった。
今回、まろまろ記9周年記念企画、「まろまろ茶話会2010」の会場に参加人数分が届けられていたので、参加されたまろみあんのみなさんと一緒にいただくことができた。
送っていただいたのは、今回参加することができなかった京都在住のまろみあんの方。

以前、「そういえば阿闍梨餅をごはん日記に取り上げたことが無い・・・」とTwitterでつぶやいたことを覚えていていただいていたのが嬉しかった。
かつて「時間も労力もお金も払わず、信頼される努力もしないで、友達面をするのは美しくない」とつぶやいたことに感じるものがあったようだけど、今回は逆に信頼の意味を教えていただくこととなった。

手軽にやりとりできたとしても、信頼まで手軽に得られると勘違いしてはいけないということを教えられた一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都・今出川の「阿闍梨餅本舗 満月」本店にて購入とのこと。

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