神田淡路町にある松栄亭で、洋風かきあげをいただく。
洋風かきあげとは、明治時代に東京帝国大学のフォン・ケーベル教授の専属料理人をしていた初代主人が考案したもので、豚肉や玉葱などを小麦粉と卵で包んで揚げたもの。
フォン・ケーベル教授の教え子だった夏目漱石が訪問した時に、あり合わせのもので作ったところ好評を得たので、お店の看板メニューとなったというエピソードがある。
ウスターソースと洋辛子をつけて食べると、ふわふわの食感。
かきあげというよりもお好み焼きに近いので、関西出身の僕にとって親近感をおぼえた一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。
神田淡路町(御茶ノ水)の「松栄亭(松榮亭)」にて。