倉敷にある旅館の御園で朝食をいただく。
この御園は明治時代に料亭として創業、大正時代からは旅館を営みはじめたという倉敷の老舗旅館。
朝食もしっかりとしていて、三つの小鉢が入った籠を中心に、干物と出汁巻き、さらに湯豆腐が一膳にのせられている。これにお味噌汁とご飯が付く。
盛りつけの良さが際立っていて、これまで旅館でいただいた朝食の中でも指折りの盛りつけ。
味ももちろん美味しい。
ちなみにこちらの旅館は老舗だけど、洋式トイレを各階に設置、24時間入ることができる大浴場があるなど、ビジネス利用でも利用可能なようにしているのが好感が持てる。
(松阪の鯛屋旅館を思い出した)
かつて天領だった商業の町、倉敷をしのばせる旅館。
まろまろと今日ももぐもぐ。
岡山県倉敷市の「旅館 御園(みその)」にて。