童門冬二 『家康に訊け!―人情通だからできた「非情の経営」』 祥伝社 1999

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さて、『家康に訊け!―人情通だからできた「非情の経営」』童門冬二著(祥伝社)1999。

「小さい善は大悪に似て、大善は非情に似たり」という言葉があるように、
江戸幕府を開いた徳川家康の非情の手法を取り上げた一冊。

実際の内容は、非情な部分に注目すると言いながら、妙に二代目秀忠の温情面を評価したり、
言いたいことがよく分からない部分があったりと主題がブレているような気がした。

ただ、一点。
徳川家康は苦労人だったけれど、苦労自慢しなかったこと=社会への対抗要件にしなかった、ということが印象に残った。
確かに苦労をしたからといって、世の中にお返しを求める気持ちは眼を曇らせてしまうのだろう。
人生はディズニーランドではないのだから(^_-)

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2007 8/3
歴史
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