イギリスからブラックモア博士を弊社に呼んだ「ミーム・マシーンの進化(The Evolution of Meme Machines)」が終わったのでブラックモア博士と研究室面々と共にかるくごはんを食べに行く。
僕がアレンジャーをしたものだったのでほっと一息入れながら博士たちと歓談する。実に面白い人だった。
ちなみに写真はエビとアボガドの「ぷりぷりっとエビマヨ」。なかなかまいうー。
本郷(東京都文京区本郷2-40-18)の「美食空間 あかかぶ」にて。
ブラックモア博士招へい特別セミナー「ミーム・マシーンの進化」アレンジメント
イギリスからスーザン・ブラックモア(Susan Blackmore)博士を東京大学に呼んだ
特別セミナー「ミーム・マシーンの進化(The Evolution of Meme Machines)」が開催される。
このセミナーは僕がアレンジャーとして人材配置など準備段階から関わることになった。
当日は前日に先方の予定が急に変更になってしまったので、
会場設営を研究室の加藤っちに任せて、僕と375の二人で東京駅に迎えに行くことなった。
375が懸念したようにちゃんと合流できるか少し不安だったが、
ブラックモア博士の髪がWEBサイト通り七色に染められていたのですぐ合流できた。
一緒に来日した旦那さんのアダム・ハードデイヴェイス(Adam Hart-Davis)さんと共に、
二人ともとても親しみやすくユニークなキャラクターだったので送迎自体も面白いものだった。
実際のセミナーは想像してたよりも人が集まって立ち見が出るほどだった。
(ミームに対する関心の高さを感じた)
博士は聴講者とのインタラクションを大切にするスタイルで、
会場への呼びかけや聴講者を使った実演などを講演中に取り入れたので
会場は活気のあるものとなり、聴講者からの質問も多く飛び出した。
博士は人間の脳はミームによって進化したとする「ミーム駆動」仮説を唱える
先鋭的なミーム学研究者としても知られているので、この点についての学術的な質問も寄せられていた。
セミナー後は博士と旦那さん、それに主催の佐倉助教授や研究室のメンバーと一緒に
駅の近くの「あかかぶ」で軽く食事をした。
学環ニューズレターに掲載する報告も書く。
思えば2年前、彼女の『ミームマシーンとしての私』を僕が研究室で文献発表したことがあった。
それが今回、彼女を招いたセミナーのアレンジャーを僕がするというのは感慨深いものがあった。
そしてこの仕事は島に生まれたことをあらためて思い直すものとなった。
島には島の良さがある。でも島はやっぱり島の限界もある。
気持ちの上でも実際的にももっと海外との壁を低くして、これからも仕事や交流ができればと感じた。
ちなみにこのセミナーの翌日からこれまた2年ぶりに今度はアメリカからAndyが我が家にやってくる。
奇しくも英語漬け週間のスタートとなった。
2005 6/23
出来事メモ、まろまろ研究、講演会
東京大学学食メトロの「サバ竜田南蛮漬け」
健康のために一日一食は青魚を食べようと思っていたら、サバ竜田揚げの南蛮漬けを発見したので迷わず注文。さくさく食感で美味しい。
東京大学本郷キャンパス学生食堂「メトロ」にて。
『用心棒』(映画)
コンテンツ創造科学の研究会で上映した1961年の黒澤明監督作品。
刀の斬殺音を効果音として導入するなどの殺陣シーンの完成とも評価されているけれど、
内容は娯楽映画として普通に楽しめた一作品。
2005 6/20
もろもろ鑑賞、映画
まろまろヒット率3
二次会もカチカチ山の「キーマカレー&ナン」
カレーオフの二次会は普通の飲み屋に入ったけど、そこでもキーマカレー&ナンを頼んだ。
何が彼らをそこまで駆り立てるのだろう・・・求道者たちの戦いを垣間見た気分になった(^^;
「居酒屋 カチカチ山」銀座店にて。
カレーオフ会なダバ・インディアの「クルサ」
アランジアロンゾ 『(有)アランジアロンゾ』 角川書店 2001
「お気に入りのカレー屋さん200」の200軒突破記念オフ会にお呼ばれして行ってきた、
らぶナベ@二次会もカレーというのが実にアツい会でした・・・
さて、『(有)アランジアロンゾ』アランジアロンゾ著(角川書店)2001。
姉妹からスタートして今や日本を代表するキャラクター・ビジネス企業となったアロンジアロンゾの、
会社設立から10年間(1991-2001)の活動をまとめた企業史。
コンテンツ創造でキャラクター・ビジネス演習を立ち上げようとしていたら、
同期のなるみが貸してくれた一冊。
どうやら彼はもともとアロンジアロンゾのファインらしい。
かくいう僕も実は『どこへいくカッパくん』は愛読書だったりする。
本の内容は、企業キャッチフレーズが「かわいくて、へんてこで、かっこよくて、ばかばかしくて、
ちょっとこわくて、ちょっといたくて、まぬけで、なごめるアランジアロンゾ」というだけあって、
企業史といってもグッツ説明やQ&A、用語集などのコメントが面白くて、
ぱらぱら見るだけでも十分に楽しめる本となっている。
お気楽に読める本だけど、中には考えさせられる点もあった・・・
「CIを考えている間になんか作った方がいいよ」としてはじめた会社の方針は、
「つくりたいものを好きなようにつくって、いっしょうけんめい売る」というものだけど、
好きなものを売るだけに割り切れないものが出てくるしダメだった時のダメージは大きい。
まだ無名の頃に「心臓に毛を生やさなくちゃ」と言い合ったというエピソードや、
社員をリストラするエピソードは読んでいてかなり重たいものを感じた。
(「絵の目がこわいよ」という指摘を受けたエピソードには思わず笑ってしまったけど(^^;)
また、「(内容的に)バカにされ、軽んじられがちな中で、
バカにせず軽んじず信用してもらえる業者さん達と商品を作ってきた」
という姿勢は学ぶところが多いと思った。
いろんな視点で読めるユニークな本。
2005 6/18
企業史、キャラクタービジネス、ドキュメンタリー
まろまろヒット率4
ベローチェの「白玉クリームぜんざい」
ベローチェはココアやコーヒーゼリーなどにソフトクリームを多用してくれているので好きだったりする。今回は新メニューの白玉クリームぜんざいなるものが目についたので思わず注文。ぜんざい好きとしては嬉しい新メニュー。
前々から会いたいと思っていた人と会えて充実したランチオフでした。
春日・後楽園(東京都文京区小石川1-3-21)の「カフェ・ベローチェ」春日駅前店にて。
小石川の中心で、さくら鍋を食べる:みの家の「桜なべ」
ひょんなことから僕がモデをしている小石川コミュニティる(MIXI)のランチオフをする。さくら(馬肉)鍋ということでオフ名「小石川の中心で、さくら鍋を食べる」にした。
言いだしっぺのみゆ女史が遅れた上にお店の電気が消えていたので一瞬焦るが、ちゃんと営業していたので安心した。
森下の本店では食べたことがあったがやはり馬肉はあっさりしていて美味しい。実にまったりした店内で初対面の人たちとも歓談できた。
春日通り伝通院近く(東京都文京区小石川3-1-5)の「みの家」伝通院前店にて。
『電車男』(映画)
六本木ヒルズのVirginCINEMAに観に行く。場所柄もあってか観客の99%がコジャレ系のカップルでだった。
上映前に男性が連れの女性に2ちゃんねるや電車男の解説をしている姿がそこら中で見受けられた。これまでの恋愛映画で、男性の方が積極的な映画がかつてあっただろうか?僕は歴史の目的者になったかもしれないと思いながら観る・・・
内容は前半のデキがすごく良かった。内容は前半のデキがすごく良かった。電車男の最大の売りである「書き込みのライブ感」がちゃんと映像で表現できていたので安心した。笑いどころも満載。
ただ、中盤から後半にかけては映画独自のシナリオ&演出がベタすぎて、そういう良さが少なくなっていたのはちょっと残念だった。
そうは言っても最後はやはり感動できるものになっていた。特に予告編でも流れていた「エルメスさんち行きのチケットはJTBじゃ売ってくれねぇんだよ!」のセリフは名言だと感じた。ORANGE RANGEの「ラヴ・パレード」も合っていたし、観終わってみれば結局ここ数年で一番良かった映画となった。原作と共にかなりオススメ。
ちなみに僕は小さい頃から夜景やビルの灯りを見るのが好きだった。その灯り一つ一つにいろんな人生ドラマ(悲劇や喜劇)があると思うと、表現しようのない無い気持ちになるからだ。
WEBサイトをやっているのも、毎日寄せられるアクセスの一つ一つにそれぞれの人生ドラマがあって、何らかのかたちでその見知らぬ人たちの人生と自分の人生が重なる瞬間を感じられるからだ。
この電車男はそのことをあらてめて感じさせてくれる。そういう意味で僕にとっても意味のある作品となった。
2005 6/12
もろもろ鑑賞、映画
まろまろヒット率5