田房永子 『母がしんどい』 KADOKAWA 2012

渡邊義弘@最近千川に行くことが多いです。

さて、田房永子 『母がしんどい』 KADOKAWA 2012。

幼少期の母との関係から、自己認識や人間関係に影響を受け、それに気づいて離れ、自立する自己体験をエッセイ風にしたマンガ。
読んでみると、とても痛い。
幼少期から親から過干渉を受けていた私は、「100%私の味方」が自分の中に無いため、身近な人に「100%私の味方」をやってもらおうとして不適切な関係になるところは、特に痛みを感じた。
自分の味方は自分でなるしかなく、自分が判断したことを自分が引き受けることで土台にしていく、という過程に共感した一冊。

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2020 11/29
人間関係、親子関係、家族、エッセイ、マンガ
まろまろヒット率3

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