梅田望夫 『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』 筑摩書房 2006

渡邊@常滑でも朝会を開いています(ごはん日記)。

さて、『ウェブ進化論 本当の大変化はこれから始まる』梅田望夫著(筑摩書房)2006。

インターネット、チープ革命、オープンソースの三つの潮流から、ウェブ(Web)の進化と、その影響を解説する一冊。
2000年代半ばに”Web 2.0″という言葉を日本で広めた本でもある。

初版が7年前なので事例は古くなっていることや、Googleを持ち上げ過ぎているところ、
「自分はエスタブリッシュメント(社会的地位のある者)だけど捨てちゃうよ」というやや嫌味なところを差し引いても、
2000年から始まったウェブの進化についてある程度まとまった解説がなされている。

特に印象に残ったのは、インターネットの普及によって誰もがプロの一歩手前までは行けるが、
そこから先に抜け出すには別の要素が必要となるという点を将棋士の羽生善治が指摘した・・・

☆インターネットは学習の高速道路と大渋滞をもたらした
<第6章 ウェブ進化は世代交代によって>

・・・という表現だ。
誰もがすぐに一定のところまではたどり着くけれど、そこから先に行く=プロとして生計を立てる、には、
大きな競争と壁があるということを端的に表現していて、心に残った。

以下は、そのチェックした箇所・・・

○インターネットの真の意味=不特定多数無限大の人々とのつながりを持つためのコストがほぼゼロになった
<序章 ウェブ社会―本当の大変化はこれから始まる>

○「力の芽」が「持てるもの」によって忌避される類のものである一方、「持たざるもの」にとってはものスゴイ武器であるときにその「力の芽」は着実に育つ
<第1章 「革命」であることの真の意味>

☆Web 2.0 =ネット上の不特定多数の人々(や企業)を、受動的なサービス享受者ではなく能動的な表現者と認めて積極的に巻き込んでいくための技術やサービスの開発姿勢
<第3章 ロングテールとWeb 2.0>

○ロングテールの本質=参加自由のオープンさと自然淘汰の仕組みをロングテール部分に組み込むと、未知の可能性が大きく顕在化し、しかもそこが成長していくこと
<第3章 ロングテールとWeb 2.0>

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2013 5/22
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