歌舞伎そばで、ざるかき揚げそばをいただく。
この歌舞伎そばは、その名の通り歌舞伎座の敷地内にある蕎麦屋さん。
正確には歌舞伎座の隣に併設されている歌舞伎茶屋の奥にあるカウンターのみのお店なので、立ち食いそばのような雰囲気がある。
(ただし椅子があるので座ることはできる)
一口サイズのかき揚げを周囲に散りばめた、ざるかき揚げそばはそんな歌舞伎そばの名物。
食べてみるとやはりかき揚げが美味しい。
油をよく吸うかき揚げは一枚を食べきるのが辛いことがあるけれど、このように一口サイズなら食べやすい。
また、東京の蕎麦汁にしてはめずらしく汁が薄味なことも加えて、全体的に食べやすいかき揚げそばとなっている。
ちなみに、こちらの店員さんは普通のお客さんと歌舞伎関係者と思われるお客さんとではまさに180度違う対応をされることでも知られている。
確かに「伝統」とは格差の固定という面もあるかもしれませんね。
まろまろと今日ももぐもぐ。
東銀座、歌舞伎座隣の「歌舞伎そば(かぶきそば)」にて。