中村藤吉の「宇治きん氷・抹茶黒蜜」


京都の南部、宇治は宇治茶で知られるお茶処。
その宇治で安政6年(1859年)に創業したお茶の老舗、中村藤吉の本店をおとずれる。

この中村藤吉本店は、古い木造建築のお屋敷なので、外観から趣があふれている。
製茶工場だった空間を再利用した喫茶室でいただいたのは、夏期限定の宇治きん氷の抹茶黒蜜。

抹茶と黒蜜のカキ氷・・・と言っても、こちらでは抹茶蜜と黒蜜をそれぞれ別々の容器に入れられていて、少しずつかけながらいただけるという丁寧な趣向のカキ氷。
食べてみると、思った以上に甘味のある抹茶蜜が美味しい。
強い甘さに負けないお抹茶の香りはさすが中村藤吉。
お茶好きなら一度は食べたい一品。

この本店は中庭もながめられることもあって、同じく京都のお茶の老舗として知られる都路里(辻利)よりも好み。
まろまろと今日ももぐもぐ。

京都府宇治市の「中村藤吉(なかむらとうきち)」本店に。

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