亀屋清永の「清浄歓喜団」

高台寺南禅寺などで紅葉を愛でた帰りに、清浄歓喜団を買うために祇園の亀屋清水に立ち寄る。「清浄歓喜団」(せいじょうかんきだん)とは、そういう団体があるわけでもなく、正常寒気団でも政情換気団でもない(w 白檀、竜脳、桂皮末などの香を7種類ねりこんだ皮に小倉餡を包んで胡麻油で揚げたお菓子のこと。奈良時代に遣唐使が持ち帰った唐菓子(からくだもの)のレシピが発祥といわれていて、「お団」という愛称で密教のお供えものにされていた。そういう経緯があるので今も作り手の人は精進潔斎をして、毎月1日と15日にだけ作られている。現在では元和三年(1617年)に創業のこの亀屋清水だけで売られている京都名物。
食べてみると、ゴマ油と香辛料の風味で実にスパイシー。香ばしさと小倉餡の甘さがミックスされてエスニックのような独特の味わいがある。個性的な見た目に負けない個性の強い味わい。
この清浄歓喜団は記録に残る日本最古の和菓子の一つだけど、中華風な京和菓子と言う不思議な表現がぴったり。古代の日本は国際的だったことを証明するような一品。
京都・祇園石段下(八坂神社斜め向かい)の「京御菓子司 亀屋清水(かめやしみず)」にて購入。

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