まろまろ@実は海洋ものが好きだったりします。
さて、『スイミー ―ちいさなかしこいさかなのはなし』レオ・レオニ著、谷川俊太郎訳(好学社)1969。
小魚の群れの中に、一匹だけ黒い小魚のスイミーがいた。
ある日、スイミー以外の小魚は大きな魚に食べられてしまう。
逃げ出したスイミーは海の中で様々な生き物たちに出会いながら、別の小魚の群れを発見する。
小魚たちは大きな魚を恐れて岩陰から出ようとしないのだが・・・
レオ・レオニの名作として知られる絵本。
原著は“Swimmy” (1964)。
読んでみると「そうきたか」と思わず納得する結末。
違いがあるからこそ役割分担ができるということが表現されている。
水墨画のような絵も見事な一冊。
2007 10/29
絵本
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