川上弘美 『センセイの鞄』 文藝春秋 2004

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さて、『センセイの鞄』川上弘美著(文藝春秋)2004。

40に手が届く独身の月子は、居酒屋で高校時代のセンセイと再会する。
お互いの距離感をたもちながら二人は同じ時間を重ねていく・・・

センセイの落ち着き払った応答と、月子のおちゃめな行動とのギャップが笑えて泣ける恋愛小説。
独特のリズムで進んでいく物語の中には、読んでいて切なくなる箇所もいくつかあった。

また・・・
「いっぽうのわたしは、たぶん、いまだにきちんとした大人になっていない。
小学校のころ、わたしはずいぶんと大人だった。
しかし中学、高校と時間が進むにつれて、はんたいに大人でなくなっていった。
さらに時間がたつと、すっかり子供じみた人間になってしまった。
時間と仲よくできない質なのかもしれない」・・・という箇所は妙に印象に残った。

結末も完全に読めるのに、それでも余韻が残る一冊。

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2007 6/28
小説
まろまろヒット率3

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