ルドミラ・ゼーマン 『ギルガメシュ王のたたかい』 岩波書店 1994

明日の誕生日に改名しようと思っている、らぶナベ@候補は「まろまろ堂」と「まろまろ」です。
(前者は形容詞と名詞の分離ができる、後者はブランド名統一というそれぞれのメリットがあります)

さて、『ギルガメシュ王のたたかい』ルドミラ・ゼーマン文・絵(岩波書店)1994。

ギルガメシュ叙事詩をもとにした絵本『ギルガメシュ王ものがたり』の続編。
友達となったギルガメシュとエンキドゥが、恐ろしい怪物フンババと戦う。
その直後に降臨した女神イシュタール(イシュタル)の誘いをギルガメシュが拒絶することから大きな争いが生まれる。
イシュタールが遣わせた天の雄牛との戦い、親友エンキドゥの病死を通して、
ギルガメシュは「死」こそがこの世で一番の滅ぼすべき怪物だと悟る・・・

ギルガメシュ神話の大きな部分を占めるイシュタールの拒絶と死への戦いを中心にえがいている。
絵本化されていても人類最古の神話のダイナミックさが伝わる一冊。

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2006 5/25
絵本
まろまろヒット率3

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