P.コブリー&L.ジャンス、吉田成行訳 『FOR BEGINNERS 記号論』 現代書館 2000

sigmarion3を買ったけどWindowsCEの使い方がいまいちわかってない、
らぶナベ@情報もっている方いたら教えてください_(._.)_

さて、『FOR BEGINNERS 記号論』P.コブリー著・L.ジャンス絵・吉田成行訳
(現代書館)2000年初版をば。
ウンベルト・エーコ(『薔薇の名前』)やレヴィ・ストロース(『悲しき熱帯』)など、
記号論に縁のある人たちの本はいくつか読んだことがあったけど、
だからといって記号論って一体どういうものかいまいちよくわかってなかった。
とりあえず概略を知りたいと思って入門書を探していたら、
同じプレハブ学校に通うtantotが貸してくれた本。
ナニゲに恐い絵で有名な現代書館の『FOR BEGINNERSシリーズ』の一冊でもある。

内容は記号論の議論を学派ごとに時系列的に追っているが、
いまいち何のこっちゃわからない議論もあった。
(“FOR BEGINNERS”じゃないじゃーん)
そういうときは論者の性格や人生などに注目してしまった。
自業自得とはいえパースはかわいそうな人生だとか、
シービオクは突っ走っていたんだなぁっとかとか・・・歴史好きの悪いところですな(^^;

以下はチェックした箇所・・・

○記号論=記号の分析や記号体系の機能作用に関する研究

☆ソシュールによる言語記号の定義
 =シニフィアン(記号表現)とシニフィエ(記号内容)が恣意的に結びついているもの

☆パースによる記号の定義
 =表象(Representamen)は対象(Object)との関係をもち、
  対象は解釈項(Interpretant)との関係を伴うという
  三つの関係から構成されているもの

○シャノンとウィーヴァーのモデルの強みは、
 複雑性の程度を情報過程に組み込んでいるという点

○ユーリイ・ロイトマンによる文化の定義
 =文化とは、人間社会の多様な集団によって獲得され、保持され、
  伝達される非遺伝的な情報の総体
→ロイトマンによる情報理論と文化記号論の合体はサイバースペースを予見

☆ウンベルト・エーコの開かれた作品論=
・「閉ざされたテクスト」=送り手は受け手に自分自身の決断を下す機会を提供するが、
 結局はそういう機会を閉ざしてしまう(推理小説の結末など)
・開かれたテクスト=送り手は受け手を導いて、受け手が自分自身の判断を下し、
 有利な地点から以前の動きを(再)評価することを認容する
→あるテクストを読む際に起こることは「具体化」の過程に他ならない

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2003 6/23
記号論
まろまろヒット率2

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