大阪に帰ってきたので長いこと会っていなかった合気道の先輩に話をしに行く。
高校の時から何かと相談に乗ってくれている人(建設営業)と合流した後に、
同じく長年僕を見てくれている人(元建設社長で現在はカイロドクター)や
飲み屋で親しくさせてもらっている彫師の師匠などと一年ぶりくらいに話をする。
報告をするとすかさず全員から進学を勧められたのが意外だった。
いい年してちゃんと働かないと自分は薄っぺらい人間になるんじゃないのかとか、
このまま逃げ人生と思われ続けるのはどうなんだろうか、
という僕の疑問には「程度の低い話をするな」と一喝されてしまった。
人にはそれぞれの役割ややり方があって中途半端な経験に胡坐をかく人間が
一番たちが悪い、それに引きずられるなと怒られてしまった。
本当に今日食べるものも苦労した経験のあるこの三人から言われると迫力がある。
帰りながら尊敬できて掛け値なしに相談できる人生の先輩がいる自分は、
もしかしたら本当に幸せな人間じゃないのだろうかと涙がでる思いった。
尊敬できる知人、友人を持つことの価値をあらためて感じた一日。
2002 9/19
出来事メモ