暑い日の熱い男塾

東京に出かけたついでに某企業のオフィスに寄ると以前お世話になった取締役の人と久々に会った。
つい一昨日も僕のHPを観てくれてたということもあっていろいろなお話をさせてもらうことになった。
特に彼のバックボーンである印刷業界の話を聞いたのはすごくためになった。
すると近くにいたもう一人の取締役の人が急に「それだ!それを求めていた!」と言いはじめた。
その後に取締役二人の熱いトークが開始。
どうも二人で腹をわって話をする機会を模索していたらしく、僕がそのきっかけになったようだ。
きっかけになった手前もあるし、こういう場面には滅多に出会えないので、
会う約束をしていた友達にごめんなさいを言ってその場に図々しく残らせてもらう。
そのままの流れでもう一人いた後輩の社員も含めて四人でご飯を食べにいくことに。
食事中も男の熱いトーク炸裂という感じだったので実に楽しかった。
どうやら僕は化学反応を起こす酵素のような側面があるようだ。
食事中に「お前と同じ土俵で勝負したいからうちの会社来いよ」
っと一方の取締役から熱い誘われ方をした。
後から考えたら僕は経営&営利活動では勝負していないので(専門外だし向いてなさそう)、
挑戦という意味ならこちらの土俵に来てよと逆に誘ったらよかったなと後で思い返した。
話を聞いているとその取締役は学術や研究の価値をまったく感じていないそぶりだった。
一般に研究活動は企業関係者の人たちからは軽く見られる傾向にあるとはいえ、
100年後も影響力を発揮し続ける学術論文やメディアを作ることは
営利活動と決して見劣りしない価値があることを伝えられなかったのは
もしかしたら僕の至らないところかもしれないなと、ちと反省。
しかし逆の立場の研究分野からは企業活動を必要以上に軽視しがちというのは、
お互いが僻んでるという要素もあるのだろうか?
異物と接するのは確かにエネルギーを使うがそれを避けてはもったいない、
と感じる僕は大阪人らしいがめつさがあるのかな(笑)

しかし、こういう場にたまたま居合わせたタイミングを考えると僕は何かしらの運が良いんだろう。
この運の良さをどうせなら悔いの無い方向で使っていきたいと改めて感じた。
また、話をしながら「わかった」と「わからない」の間を行き来するのが僕の理解の特徴だと確認。
その過程を記録する=恥ずかしい思いをする、こういうメモはやっぱり重要だと感じた1日でもある。
とにもかくにも暑い日に熱い男塾開催って感じだった。

2002 8/27
出来事メモ、はしり書き

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