このメールがちょうど僕が大学入ってから11111通目の送信メール、
1並びを読書感想で迎えられるのは小さな幸せ(^o^)
『カーネギー名言集』ドロシー・カーネギー編、神島康訳(創元社)
1972年初版を読み終わりました。
たぶん宗教系以外では世界で一番有名な名言、訓辞集の編集家として有名な
デール・カーネギーの死後に奥さんが彼のメモを元に編集した名言集。
原題も”Dale Carnegie`s Scrapbook”となっている。
カーネギーシリーズは服部や藤江などの関学KSC組によく薦められて
以前何冊か読んだが(『人を動かす』、『人生論』など)
けっこうきれいごとばかりで食傷気味な感じを受けたので
それからしばらく遠ざけていたがふと本棚を整理していると
まだ読んでいないこの本が出てきたので気分転換に読んでみた。
この本の中で一番印象に残っている言葉・・・
・大きな悲しみには勇気をもって立ち向かい、
小さな悲しみには忍耐をもって立ち向かえ。
一日の仕事を終えたら安らかに眠れ。あとは神が守って下さる。
→ヴィクトル・ユゴー
それとこの言葉も・・・
・人生で最も大切なことは利益を温存することではない。
それなら馬鹿にだってできる。
真に重要なことは損失から利益を生み出すことだ。
このためには明晰な頭脳が必要となる、
そして、ここが分別ある人と馬鹿者との分かれ道になる。
→ウィリアム・ボリソー
以下、僕がこの本を読みながらチェックした名言・・・
・危険が身に迫った時、逃げ出すようでは駄目だ。
かえって危険が二倍になる。
しかし決然として立ち向かえば、危険は半分に減る。
→ウィンストン・チャーチル
・成功者になるために一番大切なものは、
「自分にもできる」という信念である。
思い切って事に当たらない限り、決して名声も成功も得られない。
→ジェームズ・ギポンズ枢機卿
・人間のできることなら何だってできるという気になれば、
たとえどんな困難にあっても、いつかは必ず目標を達成できる。
これと反対に、ごく単純な事柄さえ、自分にはとても無理だと思いこめば、
たかだかモグラの積み上げた土くれに過ぎぬものが、
目もくらむような高山に見える。
→エミール・クーエ
・次の心得を守れば、十中八九成功するー
自信を持つこと、そして仕事に全力を尽くすこと。
→トーマス・E・ウィルソン
・恐怖の数の方が危険の数より常に多い。
→セネカ
・単に数知れぬ障害を克服する決心をするだけでは駄目だ。
数知れぬ拒絶と敗北に出会っても、障害を克服してみせる決心が必要である。
→セオドア・ローズヴェルト
・最大の名誉は決して倒れないことではない。
倒れるたびに起き上がることである。
→孔子
・大事のためには、いつ何時でも自分の肉体、安寧、
生命さえも投げうつ心がまえのない者は、三文の値打ちもない人間だ。
→セオドア・ローズヴェルト
・本来世の中が不完全なのに、完成ばかり目ざすのは危険である。
最上の方法は、迷わず目前の仕事に着手することだ。
・・・もし本当に最善を尽くしていれば、
失敗を気にかけるひまなどなくなる。
→ロバート・ヒリヤー
・年をとれば額にしわが寄るのは仕方ないが、
心にまでしわを作ってはならない。
→ジェームズ・ガーフィールド
・一度に一つずつ事を行え。
あたかも自分の生死がそれにかかっているかのような気持ちで。
→ユージェニー・グレース
・私は災難の起こるたびに、これをよい機会に変えようと努力し続けてきた。
→ジョン・D・ロックフェラー
・どうすれば物事に熱中できるだろうか。
まず自分の手がけている事柄のどんな所が好きか自分に言い聞かせて、
嫌いな部分は捨てて、さっさと好きな部分へ移ることだ、
それから夢中になって行動する。
→デール・カーネギー
・困難とは作業衣を着た好機会にすぎない。
→ヘンリー・J・カイザー
・困難に会って倒れるようでは、なんじの力はまだ弱い。
→旧約聖書
・人間の偉大さは、不運に対してどのように耐えるかによって、決まるものだ。
→プルターク
・どんな不幸からでも、利口者は何らかの利益を得る。
一方、どんな幸福な人生からでも、愚か者は心を傷つけられる。
→ラ・ロシュフーコー
・今ここで楽しめない人生は、永久に楽しめない。
・・・過去はもはや存在せず、未来は誰にも分からないのだから。
→デーヴィッド・グレーソン
・私が仲よくせねばならぬ人物が二人ある。神とこの私ガーフィールドだ。
この世では私はガーフィールドと共に暮らさなければならない。
あの世では神と共に生きる。
→ジェームズ・ガーフィールド
・報復以上の仕事をしない者は、仕事並みの報酬しか得られない。
→エルバート・ハバード
1999 2/14
名言集
まろまろヒット率5