乾くるみ 『イニシエーション・ラブ』 文藝春秋 2007

1980年代後半、静岡に住む地味な大学生は、初めて恋人ができる。
大学生は社会人となり、勤務先と東京と彼女のいる静岡との遠距離恋愛を続けるが、少しずつ心がすれ違っていく…

読んでみると、最初はよくある恋愛小説だけど、最後まで読むとミステリー小説として書かれたことが分かる。

自分は「どんでん返し」の話が好きなことに最近気づき、「どんでん返し」ものの本としてオススメされていたのを見て手に取ってみた。
1980年代後半のTVドラマや歌などの時代設定を活かして伏線が散りばめられていて、読み終わった時はそう来たかとなる一冊。

この本をamazonで見ちゃう

2022 10/29
恋愛小説、ミステリー小説
まろまろヒット率3

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です