渡邊義弘@波照間島にある民宿、「たましろ」に泊まり、宿泊すること自体が冒険という体験をしました。
さて、高橋英夫 『西行』 岩波書店 1993。
平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍した歌人、西行についての評伝。
読んでみると、やはり自分は西行に惹かれていることをあらためて確認した。
振り返ってみると、この本は『西行花伝』に続いて12年ぶりに読んだ西行関連の本になる。
その理由はどこにあるかは、やはり判然としなかったけれど、西行伝説についての章で・・・
やわらかさも固さも、情感も面魂も、どちらも西行の特質である。
ただ、その両面をいかに関係づけて了解できるかに、西行理解のむずかしさがある
<第四章 西行伝説>
・・・と、著者が評している箇所は印象に残った。
最後に、西行の歌の中で一番有名なものを・・・
願はくは 花のしたにて 春死なん そのきさらぎの 望月のころ
2017 10/1
歴史、文化
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