常滑市民病院のソーシャルメディア講座(入門編)の講師をつとめる※。
院長、副院長、看護局長などを含めた医局・看護局・検査局・事務局の18名の病院関係者の方々に対して、
情報と安全・信頼の関係性、ソーシャルメディアの特徴を解説。
後半は質疑応答の時間を拡張して、ディスカッションをさせていただいた。
情報コミュニケーションに関する論点では、イメージが共有できず議論が空回りすることが多い。
「コミュニケーション日本一」をコンセプトにして平成27年度にリニューアル予定の常滑市民病院でも、
ソーシャルメディアの利活用を検討する際には現状と課題を病院全体で共有する必要があるため、依頼を受けて今回の講義となった。
そのため、講義の中では判断材料になる知識や利点欠点の整理に加えて、検討時の枠組みとなる構造化の提供にも比重を高めた。
ディスカッションでは、予定時間を超えての活発な議論となった。
情報政策の視点では、情報通信技術(ICT)の利活用の目的である市民協働、魅力発信、安全安心の三つの柱の中で、病院は安全安心の要の一つとなる。
また、個人的にも家族に医療関係者がいることもあり、病院に貢献できる機会をいただいたことはやりがいを感じた。
「コミュニケーション日本一」という素晴らしいコンセプトを持った常滑市民病院の情報コミュニケーションにこれからも貢献していきたい。
2013 7/24
出来事メモ、研修
※:2013年7月24日 『中日新聞』・第18面 「医療に活用『いいね!』 常滑市民病院 医師らFB発信学ぶ」
追記:好評につき、第2弾講座として「今日から使える情報活用術」を開催。