松村太郎・徳本昌大 『図解 ソーシャルメディア早わかり』 中経出版 2011

渡邊@今週末に石垣市で開催されるソーシャルメディアに関する国際ワークショップとシンポジウムにパネリスト出席することになりました。

さて、『図解 ソーシャルメディア早わかり』松村太郎・徳本昌大著(中経出版)2011。

Facebookやtwitterなどのソーシャルメディアの特徴と現状を図解する解説書。
初版は2年前なのでアメリカと日本の現状についてはやや古くなっているけれど、ソーシャルメディアの特徴の解説は今でも分かりやすい。
特に、ソーシャルメディアの特徴を・・・

☆マスメディア(新聞など)や個人メディア(ブログなど)と、ソーシャルメディア(Facebookなど)の違い
=情報の流れが誰とつながっているかに大きく左右される
→閉鎖性と拡散性を併せ持っているのが特徴
<第1章 ソーシャルメディアとは何なのか?>

・・・として、人と人の関係が情報流通に大きく関わっていることを指摘している点に注目した。
また、アメリカや日本の企業の事例を紹介しながら・・・

○ソーシャルメディア利活用で重要なのは、長期的な関係づくりを見守ろうとする会社の理解
<第4章 日本企業のソーシャルメディア活用はどうなっているのか?>

・・・とまとめているのは、僕自身も行政の情報政策を担当するだけでなく、各種団体への講師派遣(とこなめ焼協同組合「ソーシャルメディア講座」など)の中で感じていたことなので、とても共感できた。

以下は、その他にチェックした箇所(一部要約含む)・・・

○Sympathize(共感)→Identify(確認)→Participate(参加)→Share&Spread(共有・拡散する)=SHIPS
<第2章 ソーシャルメディアは何を変えたのか?>

○ソーシャルメディアは人脈を維持する負担が格段に軽減
<第2章 ソーシャルメディアは何を変えたのか?>

○「つながり」を支えているのは、情報の共有・共感
<第2章 ソーシャルメディアは何を変えたのか?>

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2013 5/21
情報・メディア、ソーシャルメディア
まろまろヒット率3

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