灘にある菊正宗酒造記念館をおとずれる。
神戸の灘は日本酒造りに欠かせない米と水(山田錦と宮水)に恵まれ、さらに海上輸送の要衝であったことから、日本酒の産地として発展した地域。
特に灘五郷と呼ばれる地域は、京都の伏見(月桂冠、藤岡酒造など)と並ぶ日本を代表する蔵元の町として知られている
万治2年(1659年)創業の菊正宗は、その灘を代表する酒造の一つ。
菊正宗酒造記念館は重要文化財の酒造り道具や酒造工程を展示する日本酒の博物館となっている。
そして、利き酒コーナーでは原酒と酒粕を試飲&試食することができる。
菊正宗の原酒も酒粕も、この酒造記念館でしかいただくことができないという、日本酒のアウトレット(工場直売)。
味の方はどちらも甘味が印象深い。
菊正宗は「辛口ひとすじ」や「やっぱり俺は、菊正宗」などの硬派なキャッチコピーで知られる辛口のお酒だけど、できたての原酒と酒粕は実は甘口。
日本酒の原型を感じることができる品々。
まろまろと今日ももぐもぐ。
神戸・灘の「菊正宗酒造記念館」にて。