舞鶴にある赤煉瓦cafe JAZZで、海軍肉じゃが丼をいただく。
肉じゃがは日本の代表的な家庭料理の一つだけど、もともとはイギリスに留学経験のある東郷平八郎がビーフシチューを作るよう海軍の料理人さんに依頼したことがきっかけで誕生したと言われている。
現在では、海軍の軍港だった舞鶴と呉の二つの町が肉じゃが発祥の地として競い合っていることでも知られている。
こちらの赤煉瓦cafe JAZZでは、『海軍割烹術参考書』を参考に、戦前の大日本帝国海軍で作られていた肉じゃがを復元している。
食べてみると、想像していたも甘口なのが印象的。
ご飯にかけているので牛丼のようだけど、牛丼よりも優しい味わい。
甘くて優しい味わいの肉じゃがが、発祥をめぐるご当地グルメの戦いの火種となっていることに時代の潮流を感じた一品。
まろまろと今日ももぐもぐ。
京都・舞鶴の「赤煉瓦cafe JAZZ(ジャズ)」にて。