『敵こそ、我が友 ~戦犯クラウス・バルビーの3つの人生~』(映画)


拷問と虐待を多用した尋問・鎮圧の専門家、クラウス・バルビーのドキュメンタリー映画。

第二次世界大戦中はナチス・ドイツ親衛隊(SS)としてドイツ占領下のリヨンでレジスタンスやユダヤ人を鎮圧、
戦後は冷戦下のアメリカ軍にかくまわれて情報を提供、
ローマ法王庁の力添えで南米のボリビアに渡って軍事政権に尋問と鎮圧の助言者になり、
最後はフランスに引き渡されて終身刑になったという人生は、まさに20世紀の縮図。

まろみあんの人に連れられて受動的に観にいったものだけど、最後の裁判風景も含めてインパクトが強かった。
「あなたがた全員が私を必要としたのに、裁かれるのは私一人だ」というバルビーの冷笑的な態度が印象深い。

このコンテンツをamazonで見ちゃう

2008 8/26
もろもろ鑑賞、ドキュメンタリー映画
まろまろヒット率3

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です