もろもろの事情でしばらく関西にいることになった、まろまろ@関西ごはんというコンテンツもつくりました(^^)v
さて、『空飛び猫』アーシュラ・K・ル=グウィン著、S.D.シンドラー絵、村上春樹訳(講談社)1996。
4匹の兄弟猫は、なぜか翼をはやして生まれてきた。
街から田舎へ飛び立った猫たちはそこで動物たちと悶着を起こす。
そんな中、人間の兄妹と出会う・・・
SF作家として有名なアーシュラ・K・ル=グウィンの絵本。
原題は“CATWINGS”。
読んでみると、想像していたものよりもずっとほんわかした内容だった。
挿絵の猫の目がちょっと怖いけれど、それを可愛いと思う人もいるだろう(w
また、この本は日本人小説家の村上春樹が翻訳をおこなっている。
物語の中で・・・
「いんげんを見たのかい?」とジェームズが言いました。
「それを言うならにんげんだろう」とロジャー。
・・・というシーンを読んだ時に、原文はどんな風なんだろう?と思っていたら、脚注に原文が載っていて・・・
“A human bean ?” said James.
“A human being ?” Roger said.
・・・さらに「ちょっと苦しいけど、まあいちおうは豆が絡んでいるので、勘弁してください」と書かれているのには少し笑ってしまった。
2007 9/3
絵本
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