文化祭の準備に追われる友引高校の面々は、文化祭前夜が繰り返されていることに気づいた。
それは彼らの”日常”だけが取り残された世界だった・・・
1984年公開の押井守監督作品。
「もし、竜宮城に行ったのが浦島太郎だけでなく村人全員だったら、帰ってきた時に彼らは時が経っていることを感じられるのだろうか」。
原作の『うる星やつら』とはだいぶ違うテイストで、内省的な世界が終始展開されていくという、ある意味でセカイ系の源流とでも言うべき作品。
押井守監督の代表作(最高傑作と評価する人もいる)だけあって、原作の雰囲気を許されるギリギリまで変えているのも特徴的。
2007 6/22
もろもろ鑑賞、映画
まろまろヒット率3