『カフェ―ユニークな文化の場所』 渡辺淳著 丸善 1995


Posted in 料理本・食文化, まろまろヒット率★★★☆☆, 歴史, 読書日記 on 5月 20, 2007

交流スペースとしてのカフェの歴史で一本論文(position paper)でも書こうかと思う、まろまろです。

さて、『カフェ―ユニークな文化の場所』渡辺淳著(丸善)1995。

17世紀から20世紀初頭までのパリのカフェの歴史を紹介する一冊。
内容は・・・
第1章 ニューモード、カフェの出現
第2章 十八世紀―カフェの本格的開花
第3章 十九世紀―カフェの発展と変遷
第4章 二十世紀―カフェの新展開
・・・という章構成になっていて、作家や芸術家などの文化人たちの出会いのと創造の場という意味合いで、
カフェを「ユニークな文化発祥の場」と位置づけている。

確かに「フランス文化は大体において、カフェとキャバレーの文化」(ピエール・ギラール)と言われるように、
文化とカフェをつなげるエピソードは豊富にある。
「カフェは社会を映す鏡」(ジャン・デティエ)とは言い得て妙だと思った。
(ちなみに本来のキャバレーの意味はショー風俗店ではなく居酒屋に近い意味合い)

また、諸説あるものの、「イギリス初のカフェ(コーヒーハウス)は、首都ロンドンではなく、
大学町オックスフォードに1650年に生まれたとされる」というのは興味深かった(第1章)。

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2007 5/20
歴史、グルメ、カフェ本
まろまろヒット率3

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