ルドミラ・ゼーマン、脇明子訳 『シンドバッドのさいごの航海』 岩波書店 2002

人生で一番やってはいけないことの一つ=お財布を洗濯してしまった・・・
「そして、僕は途方にくれる」の金色鍋生です(T_T)

さて、『シンドバッドのさいごの航海』ルドミラ・ゼーマン文・絵、脇明子訳(岩波書店)2002。

シンドバッド最後の航海の部分を絵本にした『シンドバッドの冒険』シリーズ三部作の完結編。
原題は” Sindbad’s Secret “。
原題にあるようにシンドバッドの謎が明らかになる。
シンドバッドが持ち帰った最大の宝物とはいったい何だったのか?
・・・1作目より2作目が、そして2作目よりこの3作目の方が面白く、尻上がり的に楽しめた。

もともとシンドバッド物語はさまざまな地域で語り継がれてきた冒険物語なので、
『千夜一夜物語』にまとめられている話の中でもいろいろな派生型がある。
(一説にはシンドバッド物語は中国発祥の物語という説まである)
いろんな人たちが自分たちの夢や希望をつめて語り継いだ、シンドバッド物語の性格が感じられる絵本三部作だった。

この本をamazonで見ちゃう

2006 5/11
絵本、海洋もの
まろまろヒット率3

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です