多島斗志之 『海賊モア船長の憂鬱』 集英社 2005

海洋深層水のお風呂に入れる三浦半島の観音崎にある「スパッソ」にいってきた、
らぶナベ@お肌ツルツルさんいなりました(^_-)

さて、『海賊モア船長の憂鬱』多島斗志之著(集英社)2005。
以前読んだ『海賊モア船長の遍歴』の続編。

ロンドンの東インド会社本社に勤務するマイケル・クレイは、失踪事件を調査するためにインドのマドラスに向かう。
失踪の謎にはジェームズ・モア率いる海賊団、マドラス長官トマス・ピット、オランダ東インド会社、フランスなどが複雑に絡んでいた・・・

失踪事件の捜査を物語の主軸に、18世紀初頭のインド洋をめぐる列強のパワーバランス、海軍の洋上生活、そして海戦をえがいている。
続編といっても主軸になる人物が違うし、前作は純粋に海洋小説だったけど今回は捜査や陰謀などのミステリー部分が大きい。
前作に比べるとハラハラが少なくなっていたのが少し残念。
何年後かに出るこのまた続編へのつなぎか?

この本をamazonで見ちゃう

2006 2/1
小説、海賊もの、歴史
まろまろヒット率3

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