立ち退き案件解決-さらば初代まろまろハウス-

夏からはじまった、いわゆる地上げの立ち退き交渉とその後のドタバタがようやく解決する。
(詳細メモはさすがに非公開(^^;)

僕はこれまで交渉上手と指摘されることが多かったし、確かに今回も結果だけを見れば満足すべきものが得られたと言える。
でも、この案件では交渉中に不快な思いをすることが多かった。
その最大の原因は、不動産側の強引な手法やぞんざいな態度、脅しすかしなどによるものでは無い。
そんなものは言ってみれば可愛いものと言えるし、ナベッカムとしてのポジショニングを存分に発揮できる。

不快に感じた最大の原因は、欲に目がくらんで豹変していく人々、判断を見誤る人々の醜さを近くでかいま見たことだ。
特に「これからも親戚付き合いしよう」とか「取り壊すんだからいらないものはおいていけばいい」などの耳障りの良いことを言っておきながら、
実際に退出するときになって敷金は返さないと手のひらを返してくる元大家さんや、
これまでさんざん人間関係を前面に出して法的な話を避けて理解者の立場を装いながら、
合意書を取り交わして引越が完了した途端に補償金を返せと主張してくる元大家さんの息子さんなどには強い不快感を感じた。
もちろんこうした主張は法的、社会通念的に通らない話なので対処はごく簡単なものだったが、
(『ギリシア・ローマ名言集』にあった「財産は、賢者にあっては奴隷の地位にあたるが、愚者にあっては支配者の地位にある」というやつか)
人間関係はもはや続けられないと見切りをつけることになった。
これまでは僕も角が立つと思って元大家さんとは法的な話は出さないようにしていたが、
法的な話を必要以上に避ける人はたいてい自分の勝手を押し通したい人が多いことをあらためて実感。

僕はこれまで人間関係を切るということがあまりなかった。
機会が少ないだけに、僕がその人間や集まりに見切りをつけるのには一定の傾向があるようだ。
・単に自分を守りたいだけのために、被害者を叩く加害者
・単に相手を叩きたいだけのために、正義感を振りかざす人間
・単に自分の欲を満たすためだけに、情を訴える人間
・・・こうた人たちには吐き気をもよおすほどの汚らしさと不快感を感じてしまい、
急速にしらけてしまって、さすがに僕でも見切りをつける傾向にあるようだ。

・・・っと言う割には、今回の件も含めて友人たちからは見切り判断が遅すぎる(甘い)と指摘されてしまった。
もっと見切りを早くすべきか、それともこれまでと同じようにギリギリまで待つか・・・
それもまたリアル人生ゲームを続ける上でのポジショニングだろうか(^^;

ちなみに不快感を感じる交渉中にも、何かと相談に乗ってくれた友人や先輩、暖かい手を貸してくれた法実務家、
結果について報告したときに励ましてくれたお隣さん、そして新しい関係にありがたさを感じることが多かった。
不快な思いをしただけに今回の件で交渉力、人生経験値が少しアップしたと思いたいところだ。

2005 8月はじめ~12/06
出来事メモ

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