金田善裕 『個人ホームページのカリスマ』 講談社 2002

ブランド戦略論とネット社会論をお勉強しようかとも思っている、、
らぶナベ@お勧めの本知っている人は教えてください(^^)

さて、『個人ホームページのカリスマ』金田善裕著(講談社)2002年初版。
個人でありながらテレビや新聞、雑誌などの巨大メディアに匹敵するHPを作った
14人のHP作成者へのインタビューを通してその方針や人となりを紹介している。
最近、路上ライヴでもミニ演劇でも研究論文の発表でも「発信」行為なら何であっても
全て「ブランドの形成→確立」という視点が重要ではないかと思い始めてきた。
そういう視点でみるとHP作成はブランド戦略そのもののように感じたので購入した一冊。
まだ発展途上のメディアで今後どうなるかはわからないとはいえ、
ここに紹介されている人々は現時点で自らのブランド戦略に成功した人々だ。
そういう視点で読むととても面白かった。
ただ、惜しむらくは「カリスマ」として紹介するからには、
カリスマに必要とされる拭い去れないトラウマを紹介したり(笑)
なぜこの14人を選んだかその選考基準を明確にしてほしかった。

個々のHP作成者へのインタビューはそれぞれ興味深かったが
特に興味を感じたのは普段から普通に見ている「2ちゃんねる」(http://www.2ch.net/)の
玉石混合を恐れずに認容する姿勢(これがおそらくネットで一番必要な姿勢)と、
高校生が作成する「いるこみゅ」(http://www.iruka.ne.jp/commu/)の若々しさだ。
一説には10代のネット利用率は8割を超えているらしい。
当たり前だけどに彼ら自身が作成したり積極的に参加するHPが急速に増えてきている。
10代の頃にネットのような発信可能性の高いメディアがあったらどうなるか・・・
これからの情報化社会を想像してワクワクしたと同時に、
自分が10代だった頃を思い出して今の10代をちょっとうらやましくなった(^^;

以下、チェックしたポイントを興味深かった順で記載・・・
☆(玉石混合について)玉の部分をつかまえる能力さえあれば、石は増えてもいいんです
 2ちゃんねる(http://www.2ch.net/)

☆目指していたのは2ちゃんねるを嫌いな人にも2ちゃんねるを使ってもらおうということ。
 2ちゃんねるを好きな人しか参加できないと、そこでフィルターがかかっちゃう
 2ちゃんねる(http://www.2ch.net/)

☆(HP作成者が一番気にする叩かれる点について)騒がれなくなったらおしまいです
 日記猿人(http://www.iijnet.or.jp/bowwow/)

☆未成熟のジャンルで先駆者がいない。だから前例なんか気にせずに、
 自分でやってしまえばいい。そういった新しいジャンルを作る面白さがある。
 佐野祭(http://www2d.biglobe.ne.jp/~inva/)

☆シンボライズしたものは絶対必要
 ーそれがなければ形のないホームページになってしまう
 日記猿人(http://www.iijnet.or.jp/bowwow/)

○個人サイトの強みは自分の判断で自分のメディアを使って
 自分のメッセージを自由に発信できるところ
 侍魂(http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/)

○(匿名性について)肩書きや自分の状況を考えずに意見が出せる場所があると、
 人がそういう場所でどういう意見を出すかがわかる
 2ちゃんねる(http://www.2ch.net/)

○あっさり読める文字量にするのが第一条件、第二条件がスパッスパッと歯切れよく落とす間
 侍魂(http://www6.plala.or.jp/private-hp/samuraidamasii/)

○無理をせずにできるものを作るのがコツ
 ReadMe! JAPAN(http://readmej.com/)

この本をamazonで見ちゃう

2002 6/14
情報関連、メディア論
まろまろヒット率3

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