中島博行 『検察捜査』 講談社 1997

納豆はめちゃくちゃ苦手だけど納豆菌がお腹に良いし
血もさらさらにしてくれるということで「乾燥納豆」なるものを
手に入れて薬のようにして飲んでいる、
らぶナベ@でも口にねばねば感が残っていやん(涙)

さてさて、『検察捜査』中島博行著(講談社文庫)1997年初版。
日本ではめずらしいリーガルサスペンスものの小説。
タイトルからはいまいち触手が動かされなかったがネットを中心にして
そこら中で「面白い」という評判を耳にしていたのでためしに読んでみた。
著者は弁護士でもある小説家として有名らしく
この作品で江戸川乱歩賞を受賞している。

話の大筋は跳ねっ返りの女性検察官を中心にして大物弁護士が
殺害された事件から検察内部での派閥抗争、日弁連会長席をめぐる争い、
検察と弁護士会との対立、日本の司法改革などを舞台にして展開していく。
リーガルサスペンスものといっても法廷シーンはほとんど無く、
話が二転、三転していく中で日本の法曹界それぞれの裏事情を
暴いていくというかたちになっている。
そう書くと重々しそうだが話が反骨な女性検察官を中心にまわっているので
かなり軽快だ、タイトルから想像しにくいけどギャグも軽かったりする。
陪審員制度を採用していない日本では刑事事件ものを取り扱うなら
99.98%の有罪率を誇る検察庁を舞台にしないと迫力を持たせられない
という著者の弁があとがきで紹介されていたがこれはとてもよくわかる話だ。
あまりネタになることは少ないが捜査指揮権と訴追権を独占している検察は
とても重要なポジションを占めているし実際に強力でもある。
僕だって免許取得後に一度は日本最高の司法集団、
東京地検特捜部とたたかってみたいと思うくらいなんだから(^^)

この本をamazonで見ちゃう

2000 6/22
小説、法学一般
まろまろヒット率3

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