渡部昇一 『ドイツ参謀本部』 中央公論新社 1986

「僕の署名の引用当てた人には僕が昼御飯おごってあげましょう」と言って
からメールでいくつか答えが来ているんだけど誰もまだ当たっていない、
第2ヒントは後にこの詩に曲がつけられて有名な歌になっています。
さあ、当ててみよう(^^)

さて、本題の『ドイツ参謀本部』渡部昇一著(中央公論新社)を読んだです。
組織論では必ずと言って良いほど参考文献に昇ってくる、
「スタッフ」に注目した名著。
前々から読みたい読みたいと思っていたがその度に忘れてしまい、
ようやく読み終えることができた。
プロイセン時代からドイツ参謀本部が如何にして誕生し、展開し、
そして衰退していったかを書いている。

これがまためちゃめちゃおもしろい!(^o^)
シャルンホルストやグナイゼナウ(共に参謀本部創設者)がナポレオンとの
戦いを通じて如何に参謀本部という組織を築き上げていったかという
箇所はもちろん戦史オタクとして興味深かったが、
この本の根幹は何といってもドイツ参謀本部を通してスタッフとラインとの
葛藤、スタッフとリーダーとの確執を描こうとしているところだなと感じた。

特にモルトケ時代とシュリーフェン時代の参謀本部を比べて見て
スタッフの数の激増と独立した建造物、組織時代の知名度があがるにつれて
硬直した組織思考になっていったという箇所が妙に印象に残っている。

ちなみに後書きにあった組織体の代表としてヴァティカン、ドイツ参謀本部、
ロンドン・タイムズの三つがヨーロッパでは有名と著者が書いていたが
ロンドン・タイムズってどんな組織なの?
この組織についての参考文献とか知っている人教えて下さい。

この本をamazonで見ちゃう

1998 9/19
組織論、戦略論、歴史、政治学
まろまろヒット率4

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