国分康孝 『リーダーシップの心理学』 講談社 1984

カウンセリングの専門家が書いた心理学の視点から見たリーダーシップの本。
経験的に理解しているものも「心理学ではこういう風に議論するのか?」とわかって新鮮だった。
読みやすく、その分内容も薄い面があったが(^^;
押さえておくべき一冊と認識するべきだろう。

また、この本でのリーダーシップの定義とは「リーダーシップとは
集団目標達成のために各メンバーが連帯感をもちながら、
自分の能力をフルに発揮できるように援助する能力である」だった。

それ以外で印象にのこった箇所・・・

「リーダーとは集団目標という旗印を高くかかげるところは父性的であり、
役割遂行状況を観察するところは冷静なサイエンティストであり、
ひとりひとりをケアするところは母性的である」

「役割とは権限と責任の束」

「上手な甘え方とは、自分が甘えん坊であることを許容し、
甘えた分だけは人にお返しすることを知っている人である」

「同僚や部下に上手に甘えることはソーシャル・ワークでは『人的資源の活用』という」

「今の自分の一ランク上になったつもりで勉強すること」

「リーダーシップとは実存哲学でいう世界内存在に徹することである」

「リーダーシップとは、けっして相手を意のままに動かす技法ではない。
いうなれば、グループ全員がひとつの世界をつくるための技法といったほうがよい」

「なおそうとするな、わかろうとせよ」

「他のグループに転進するときは、自分は人生で何をしたいのか、
何をできるのかを自問し、自答できるのでないと、たいした意味はない」

「春もよければ冬もよし、リーダーは複数の価値観になじみがあるのがよい」

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1997 7/1
リーダーシップ論、心理学
まろまろヒット率4

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